レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダーエグゼイド』32話「下されたjudgment!」感想+考察

▼神、神、そして神

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 『仮面ライダークロニクル』のラスボス、ゲムデウスの存在が明かされた。しかし、その姿形は誰も知らない。制作者たる檀黎斗…もとい新檀黎斗以外は。そして彼曰く、ゲムデウスに対抗出来る唯一の力は、伝説の戦士、仮面ライダークロノスのみ。時を操るその能力(ポーズ)を持ってすれば、ゲムデウスを攻略出来ると言う。自らを"神"と称する檀黎斗らしいと言うべきか、これ等はどちらも"神"である。ゲムデウスの名前の由来はゲーム+デウス(deus(全知全能の神、ゼウスとは別物だよ?))、クロノス(Κρόνος)は時間神だ。神に対抗出来るのは神のみ、と言う事か。しかし、その時間神の力は黎斗の父にして幻夢コーポレーション新社長(元社長(現社長?))、檀正宗の手に。ラスボスに到達する前にラスボスに唯一勝てる相手(敵)が現れちゃったけど…ゲムデウスさんその後に出てきてもボスキャラとしてのスケール小さくならないかぁ!?それともあれかな?クロノス編(仮)はボスキャラ対抗アイテム取得イベントみたいな感じかしら?分からないけど、まあ要するに言いたいことはあれですよ。ゲムデウスのラスボスとしての格が下がらん事を祈ります…!

▼いつもよりちょっと勇敢なお父さん

 前回(31話)は「母親」と言うワードを軸に話が構成されていたね。先週の日曜日が母の日だったからと言うのが本当なのかどうかは知らないが。今回は逆に(逆に?)父親と言う存在を軸に描かれた。と言う事で、今週は二人の「父親」が活躍していたね。
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 一人は前述の通り、檀正宗。ドラマでもアニメでもよくある「全て私の計画通りだ。」展開だったけど、ゼロデイ勃発の罪を着せられ5年間刑務所暮しをし、その間に黎斗が『デンジャラスゾンビ』を、パラドが『パーフェクトノックアウト』を、永夢が『マキシマムマイティX』を完成させるところまで思い通りだったと言う「マジかよ!?!?」と本気で疑いたくなるレベルの大掛かりな計画…!ゲーム名を知ってるって事はそう言う事だろうし、何者なんだこの人。
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 もう一人はお分かりの通り、鏡灰馬だ。最近、全然出てこなかったし、いてもそれと言った活躍もしないから「なんでこの人いるんだ…。」状態だったけど、32話にして漸く父(ドクター)としての威厳を見せた。…のだが …、正直、ここはそんなに上手くいってなかったと思う。理由は前述の通りで、「なんでこの人いるんだ…。」状態だったから。これまでにそれと言った掘り下げも無く、役に立つような事も一切してこなかった院長をいきなり父親の風格…!流石ドクターの鏡…!」な感じで見ろと言われてもちょっと…!大御所枠が一時期出演出来ないのは最早恒例と化してきているので、それを「今までずっと早姫の為にライドプレイヤーとして戦っていた」と理由付けるのは分かるし、『仮面ライダークロニクル』と言うゲーム自体、自身の命を懸けて行うゲームなので、それに挑む院長の志は理解出来るんだけど…。と言うより、そもそも飛彩が「院長の背中に惚れてドクターを志した」と言っていたけれど、院長は命をはって早姫を生き返らせようと頑張っていたのに、飛彩は自身の命を優先し、その為なら患者も見棄てるような人間である。この二人のスタンスは全く逆である。一体、院長の何を見てドクターを目指したのか、と少しばかり引っ掛かってしまうのです。
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 そして、次回はそんな飛彩の心が又もや揺さぶられる。正宗に何かを吹き込まれるかもだけど、もしかして闇落ち…?飛彩は冷静且つ適格な判断が出来るキャラクターだと思っているので、仮に正宗に着いていったとしても特別心配は無いけれど、やはり不穏な空気ではあるので、この先どうなるか…!そして、飛彩を惑わせるクロノスの、
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ではこれにて。