『仮面ライダービルド』7話「悪魔のサイエンティスト」感想+考察
▼ネタキャラは皆大好き
先日、友人が『エグゼイド』の檀黎斗についてこんな事を言っていた。
「神のネタキャラ化って『ドライブ』のブレンみてぇだよなwww」
確かにこの二人は話が進むに連れてどんどん「ネタキャラ化」が増していったように思われる。
例えば『ドライブ』のブレンなら、
↓序盤
「ハート、貴方は本当に自由で無警戒で目立ちたがり屋だ。」
↓中盤
「メディックめぇーーーーーーーーーー!!!!!」
↓終盤
「その顔が見たかった…私に嫉妬するその顔が…ウェッヘッヘッヘ!!!」
例えば『エグゼイド』の檀黎斗なら、
↓序盤
「花家先生も奇特な方だ…。」
↓中盤
「(ピロロロロロ…アイガッタビリィー)
宝生永夢ゥ! 何故君が適合手術を受けずにエグゼイドに変身できたのか
何故ガシャットを生み出せたのか(アロワナノー)
何故変身後に頭が痛むのくわァ! (それ以上言うな!)
ワイワイワーイ その答えはただ一つ… (やめろー!)
アハァー…♡
宝生永夢ゥ!君が世界で初めて…バグスターウイルスに感染した男だからだぁぁぁぁ!!
(ターニッォン)アーハハハハハハハハハアーハハハハ(ソウトウエキサーイエキサーイ)ハハハハハ!!!!」
↓終盤
「"新"檀黎斗と言う名はもう捨てた。今の私は………檀黎斗"神"だ!」
まぁ、中には製作陣が意識した訳でもないのにギャグのように視聴者に取られてしまったシーンもあるが。で、この二作はどちらも大森P作品であると同時に、両者も視聴者からは絶大な人気を得ている。因みに、『エグゼイド』の檀黎斗の復活はどうやら既定路線だったらしく(貴利矢の復活は後付け)
──真の敵ボスが黎斗ではないというのは当初から決まっていたのでしょうか?
高橋 はい。黎斗が2クール目で退場することは当初から決まっていましたし、その後に復活するときは永夢たちの協力者になることも考えていました。(中略)黎斗は「笑える悪役」としての側面もあったので、正宗が刑務所にいる時点では貴水さんに本当に怖い冷徹なキャラクターをイメージして脚本を書きました。ところが第32話で釈放されてからは黎斗に近い悪役になったので、台本上でも叫ぶ台詞を増やしたりして「笑いの要素もある愛すべき悪役」として正宗のキャラクター造形を設定し直したんです。
『宇宙船 vol.158』より、高橋悠也の談。
「この親にしてこの子あり」とは正にこの事と言わんばかりに、檀正宗も笑いをとるキャラクターになったね…!
↓before
↓after
この理論で行くと、
もし、氷室幻徳のこんな一面が今後本編に定着すれば、彼が人気キャラクターになる可能性は高い。
▼貴方がマスターか
と言う訳で、今週はナイトローグ=氷室幻徳と言う事が明らかに。気になるのはファウストのもう一人の幹部、ブラッドスタークの正体だが、大衆の考察通り、やはり喫茶nascitaのマスターこと、石動惣一説が濃厚ね。只、そうであった場合、スタークは決して許されない(許されてはならない)所業を犯してしまったね…。
子供のスマッシュ化か~!またとんでもない事やらかしたなぁ~!これで仮にマスターが「影からお前達(戦兎&万丈)をバックアップしてやってたんだよ!」とか言い出しても、この汚点は絶対に残るし、最悪の場合、お咎め無しになる可能性も微レ存…まぁ、まだマスターと決まった訳じゃないが、ここまで来てしまうと「正体はマスター」オチは来ないでほしいなぁ…!(実は殺された筈の葛城だった…とかないかな?)
ではこれにて。