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レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダーエグゼイド』22話「仕組まれたhistory!」感想+考察

▼op?何それ美味しいの?

 『エグゼイド』opテーマ「EXCITE」がopとして機能しなくなってからかれこれ2ヶ月が経過する。まあそろそろ『超スーパーヒーロー大戦』も公開されるし来週辺りには映画仕様opを嫌でも流す事になりそうだけど。何故最近の『エグゼイド』は頑なにop映像を使わないのか?

・新映像を撮る時間が無い
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 「いなくなった貴利矢の枠にパラドが入るのではないか?」という予測(or願望)を幾度目にしたことか…。しかしopが流れなくなったのはパラドクス登場回からである。予定も予算もカツカツなのか、単純に撮るのが面倒臭いだけなのか。まあこれも一応、可能性の一つと言う事で。

・尺を増やす為

 以下、『宇宙船』より『ゴースト』メインライター・福田卓郎の談より一部引用。

――『ゴースト』に関わったことで感じたことはありますか?

福田 展開が早いことですね。端折るべきところは端折って、話をどんどん進めなければならない。しかも毎回バトルシーンがあるので、その間をいかにドラマで埋めるかなんですよ。その中で自分のやりたいことを入れるのは難しいですね。

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 『ゴースト』が批判されるポイントの一つに描写不足がある。チーフPたる高橋一浩曰く、『ゴースト』はとっても設定を凝っていたらしいのだが、如何せん凝りすぎたが為に一年(50話)という尺では収まりきらなかったように思われる。故に散々引っ張って来た謎の種明かしや登場人物の救出や退場の描写があっさりしてしまったのではないだろうか。実は『ゴースト』は言う程伏線回収能力は低くはないんだけどね。その伏線を多くしすぎちゃったんだよね…!てれびくん超バトルDVDにまで重要そうな設定を入れ込んでくるぐらいだしな…!(小説では本編で書ききれなかった設定を書き連ねてくれるらしいけれど)『仮面ライダー』という媒体である以上(というよりニチアサという枠である以上)仮面ライダーを登場させる事がノルマとして存在する為、例えば『ドライブ』最終回でも回想と言う形でメイン3ライダーを映す事となる。

 『エグゼイド』はチーフPも脚本家も違うけど、『ゴースト』のその失敗を解消する為に(二番煎じを起こさない為に)出来るだけ尺を伸ばし、説明不足を極力無くすべく、こう言う手を使っているのかな。実はopカットって18年続いている平成ライダー作品では史上初で(初回や最終回で流さない事はあるけど)こう言う試みは『鎧武』の二話完結廃止のように今後のライダー作品作りの方法の選択肢を一つ増やしたと言う事で、この『エグゼイド』の挑戦が功を奏せば嬉しいね。

以下、『語ろう!555・剣・響鬼』より虚淵玄の談より一部引用

虚淵 やっぱり『鎧武』っていうのは、それはもう本当に実験作でしたし、次の『ドライブ』はまた今までのつくり方に戻るとは聞いてるんですよ。連続ドラマじゃなくて、2話完結スタイルの方向で。

 それが明らかに監督さんたちにとってやりやすいっていうのは、身に染みてわかりましたしね。連続ドラマのスタイルで続けてやることのリスクというか、やりにくさっていうのは明らかにあって。それをデメリットと取るかどうかっていうのは、まさにこの先、つくる人の判断次第ですよね。

 ただ、やってできなくはないよってことは、この1年が証明したことなので、その大変さを引き受けるかどうかっていうのは、先々のプロデューサーさんたち次第ですけど、そこにひとつ選択肢を追加できたなっていうのは、自分なりに大きな価値だったと思います。

 やっぱりこの方法ってダメじゃん、という反省にならずに済んだなって。

▼CRITICAL DEAD !!

 以前、ゲンム ゾンビゲーマーの必殺技(クリティカルエンド、〃デッド)には他のキメワザのようなテロップが挿入されないのがルールなのか、という話をしたのだが、今回遂にそのルールが破られる事となった。
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 遂にレベルXに達したゾンビゲンムの強さを表現してなのかは知らないが、よーく見ると(他のテロップと見比べると)「!」が一つ増えている。参考までに下にいくつか貼っておく。
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 ほらね?今まではビックリマークが一つだけだったのに対し、今回のゲンムのキメワザは「CRITICAL DEAD !!」と2つになっている。まあこれでゾンビゲンムにも漸くテロップが用意されたのか。変なタイミングで入れられるよりもレベルXに進化したこの時期に入れるならその方が丁度良いね。…と、思っていたのだが…?
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 次回の監督は俺ルール持ち疑惑のある山口さんですよ!!

 ゲンムが何かやらかす回は大体この人だから解ってはいたけどね(ゲンム正体バレ回も貴利矢退場回もバガモン撃破回も撮ったのは山口監督!)まあ次回はエグゼイドの新フォームにボコボコにされそうだけど(エグゼイドレベル3にロボッツされる回もパラドクスにオールクリアされる回も撮ったのは山口監督!)今後のゲンムの必殺技にはテロップ出るのかなぁ…?折角このタイミングでテロップを作ったのだから使って欲しい(見せて欲しい)よね。どうかよろしくお願いします山口さん。

▼私の才能が…研究が…唯一価値ある物なんだ…

 元社長…もとい黎斗の悪行の動機は嫉妬からだったんだね。一通の手紙に記されていたのは、黎斗が考え付かなかったゲームアイデアの数々。成程、クリスマス回で永夢が患者に話した「一人で新しいゲームのアイデアを考えたりしていた」と言う過去がこう繋がったか。自分の才能が頂点とは限らない。上には上がいる、と言う事さな。PPPPが彼がガシャットを製作出来る事を「ズルい!それってアイツの特権じゃん!」と言っていたけれど、きっと自分の目の前でマイティブラザーズXXガシャットが誕生した時は発狂モンだっただろうね。自分が妬んでいた張本人が自分のアイデアではないガシャットを完成させたのだから。プライド高い黎斗にとって、軽侮されたような気持ちになったのだろう。
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 次回の展開的に恐らくあのガシャットを完全な物に仕上げるのは永夢になりそうね。まだ黎斗はやられなさそうだけど、自身を"神"とまで称していた自分以外の人間、即ち、ガシャットの素体を作った小星作、貴利矢の遺品から取得したデータで完成を試みる鏡飛彩花家大我、そしてガシャットを完璧な物にする宝条永夢によって完成する"黎斗が全く関与していないゲーム"で倒される、と言う皮肉且つ無様な展開は『鎧武』に於ける戦極凌馬の散り様に通ずるモノがある。彼もロード・バロンと言う自分の研究を全否定された未知の存在にズタボロにされた哀れな人物である。
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 ↑シャフ度かな?今後の黎斗はどうなるのか…。黎斗は幻夢コーポレーションに戻り、そこで緑色のガシャットを持っていたけれど、要はあれに『仮面ライダークロニクル』のデータが入るのかな。2クール目「永夢の秘密編」も残すところ後2話にまで到達したが、粗方、3クール目は「仮面ライダークロニクル編」と言ったところか。ここから本格的に黎斗の野望が動き出しそうね。それにしてもこの展開…最終回近くでも可笑しくない盛上りだな…!ニコちゃんも「ラスボス登場って感じ」なんて言ってたし…!

 

ではこれにて。