レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダーエグゼイド』34話「果たされしreberth!」感想+考察

▼労働の報酬は遺物?

 タドルレガシーガシャット、本編にも出てくるのね。『超大戦』は正式に本編とリンクしてたのか。いや、何も言わず唐突に出てくる可能性もあるけど。レガシー(legacy)「遺産」か…。
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 もしかするとタドルレガシーガシャットはもう一人の飛彩の残した"遺産"なのかもね(死んでない)

▼そして「死」と言えば…
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 仮面ライダーレーザー、まさかの復活。名前は仮面ライダーレーザーターボになったのか。レベル0であるが故に、ゲンムと同じく、バグスターウイルスを抑制する能力を備えているが、あれは最早、「抑制」と言うより「消滅」では…?それとも消滅させたように見えて実はまだウイルス自体は残ってるのかしら?ていうか、ウイルス一つだけでポーズの力を封じるとは、ゲムデウスも相当なチート野郎だな…!クロノスの力を持ってしても、ゲムデウスと戦うとなるとスペックはどっこいどっこいなのな。戦い方次第ではクロノスでもゲムデウスには勝てないのね…。これでラスボスの威厳は守れたな!(ェ)今後はデバフ能力を持つレベル0ライダーが重宝されそうね。

 

ではこれにて。

『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーレーザー』感想+考察

▼乗り物は乗せる物

 エグゼイドの強化形態には規則性がある。それは、本来、人が"乗る"物を、自身に"乗せて"いる(装着している)と言う点だ。

ロボットアクションゲーマー→ロボット(ロボットゲーマ)を"乗せる"。

スポーツアクションゲーマー→自転車(スポーツゲーマ)を"乗せる"。

ハンターアクションゲーマー→ドラゴン(ハンターゲーマ)を"乗せる"。

バーガーアクションゲーマー→ハンバーガー(バーガーゲーマ)を"乗せる"。

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 ロボットも自転車もドラゴンも"乗る"物である。しかし、エグゼイドは逆にそれらを自身に"乗せている"と言うのが面白い。乗り物にライドしないと言うのはこと「仮面"ライダー"」に於いては非常に斬新なアイデアよね。ハンバーガーには乗らないけれど、ハンバーガーは人がバンズで具を"挟む"事で完成するのに対し、エグゼイドは自身がハンバーガー(バーガーゲーマ)に"挟まれる"事でレベルアップが完了するので、乗り物に"乗られ"たり、ハンバーガーに"挟まれ"たり(また、ロボットやハンターの場合、ゲーマに"食べられる")と、エグゼイドのレベルアップには「受動」な物が多かったのだ。
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 だが、そんなエグゼイドにも何かに"乗る"(能動)瞬間があった。それが仮面ライダーレーザー バイクゲーマーレベル2とのコンビアクションである。レーザーは自分がバイクその物故、相棒の乗者が必要であり、文字通り、手も足も出ない状態なので、必殺技もレベル3へのレベルアップも、あらゆる事をエグゼイド任せにしていた(せざるを得なかった)のだ。レーザーこそ、エグゼイド以上に受動のライダーだったのだ。
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 だから、レーザーを守る為に使ったとは言え、プロト爆走バイク(レーザー)をエグゼイドに"乗せて"完成する、今作限定フォーム「バイクアクションゲーマー レベル0」は、今まで助けられる側だったレーザーが、晴れてエグゼイドに"乗る"(能動)事でエグゼイドを助けたんだな、と思うと少しクる物がある。「久々に自分と永夢のコンビも見られるぜ!」と予告で貴利矢が言ってたけど、エグゼイドがレーザーに乗って、レーザーもエグゼイドに乗って、お互いに助け合いながら戦う事が出来たんだなぁ、とちょっと感動しちゃいました。
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 そういや、マキシマムゲーマーのアーマーもエグゼイドが"着ている"ね。マキシマムマイティXガシャットは貴利矢の残したデータを元に完成したガシャット。そうか、エグゼイドがマキシマムゲーマーに変身する度に、エグゼイドにレーザーが"乗っかる"んだな。永夢が「貴利矢さんが僕に会いに来てくれた」なんて言ってたけど、もしかすると、貴利矢は常に永夢の傍にいて、永夢を助けてくれてたのかも知れないね。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーアマゾンズ season2』Episode9「VANISHING WINGS」感想+考察

▼キーワードは「6」?

 「VANISHING WINGS」、意味は「消えゆく翼」。前回(8話)、ブログには書かなかったけど、視聴中、自分は「そこはこうしてくれよ…!」とツッコんだ部分(描写)がある。それは、
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 この七羽さんのシーン。よく見る(数える)と舞い落ちる羽の枚数が合計して6枚なのである。「そこは"七羽"さんに掛けて、羽も7枚にしてくれよ…!」と少しもどかしく思っていたのだけれど、
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 今回のこのシーン。ここでもひらひらと舞う羽の描写があったけど、それも6枚だけ。「6枚であることに何か意味がある?」と考えていたのだけど、今回のサブタイの「VANISHING WINGS(消えゆく翼)」を思い出すと納得した。七羽さん…!
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 この絵も羽の枚数が6枚だね。もう一体のオリジナルはこの絵を模した形なのかしら?なんかそんなっぽかったよね。皆言ってるけど、もう一体のオリジナルの正体は七羽さん説が濃厚ね。
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 そして、遂に姿を現した千翼のアマゾン体。それの腕の本数はまさかの6本。オリジナルが千翼なのだとすれば、再生の可能性を省くと、本来の腕の本数は7本。羽も腕も、あらゆる物が一つ欠けてしまっている、というのがこの先重要になってくる…かも?知れないね。自分の予想は大体外れるので全く期待しないでね。

▼登場!アマゾンニューオメガ!
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 かっこ良かったね。まあ視聴者は全然それどころじゃなかっただろうけど。今回はライダーの活躍少なかったね。アマゾンネオは前回と今回出てなかったから、何気に次回の活躍は3話ぶりなのね…!最近はオメガの方が出番が多いわね。流石は元主人公!(?)千翼は果たして生き残れるのだろうか…。ていうか登場キャラクター全員生き残れるのだろうか…!

▼千翼は俺が…

 息子である千翼との対決も見どころのひとつだと思います。アマゾンは全員、最後の一匹まで駆除すると誓った鷹山仁ですから、相手が息子であろうが必ず狩るはずだし、その信念を失くしたら鷹山仁の存在価値はなくなってしまう。だから千翼に対しても、「何が何でも殺す」!という想いで対峙するんです。というより、それ以上の感情を抱いてはダメだという意気込みで臨むんですよ。最終的に、息子を前にした鷹山仁がどうなるのか、そして父親から殺すと言われた息子はどんな行動をとるのか……そこは皆さまの目でじっくり見極めていただくしかないと思います。

▲『HERO VISION VOL.46』より、鷹山仁役・谷口賢志のインタビューから

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 なんて事言うって事はやはり千翼との和解は無さそう?仁さんのその信念は揺るぐ事が無いまま進んでいくのか、それとも。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーアマゾンズ season2』Episode8「UNDER WRAPS」感想+考察

▼仁には内緒だよ

 「UNDER WRAPS」「秘密」を意味する。千翼を身籠り、それを父親に殺されないよう、仁から離れた七羽は、陰で千翼に産み、育てる。仁さんも晴れてパパライダーの仲間入りをしたけど…やはり仁さんはブレずに仁さんで、例え自分の息子であろうとも、アマゾンであれば殺そうとする。人類の平和の為なら、自分の身内(家族)であろうと殺めようとする潔さは『鎧武』を執筆した虚淵玄の著書、『fate/zero』の主人公、衛宮切嗣に通ずるものがある。まあ仁さんの場合、家族を殺すことに一切の躊躇が無い、と言う違いはあるが。
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衛宮切嗣に似ていると評される呉島貴虎…によく似た別人。

 しかし、まさかその平和を脅かす原因の発端がその仁さん本人だったとは…!『アマゾンズ』のキャラクター達は誰も報われないな。いや、誰かしらに何かしらの救いがあるのなんざ最初(ハナ)から微塵も期待してなかったけど。

 そして次回は色んな人物に死亡フラグが…!?『アマゾンズ』は今の所、バッドエンドまっしぐらだね…!まあ、完全なハッピーエンドなんて最初(ハナ)から微塵も期待してないけど。

 最近、記事の内容薄くてスミマセン…!中々書く時間が取れないのです…。また何かしらの何かしらをテーマに長々と記事書きたいなぁ…。…兎に角、近頃の手抜き(なんてつもりは無いけどね!?)な中身をどうか許してください…!

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』33話「Company再編!」感想+考察

▼永夢の命の見方って

 今一よく分からないよね。『エグゼイド』のキャラクター達は「一度亡くなった命が蘇るのは良き事なのか?」と言う問いに悩まされ続ける。そんな中、檀黎斗がバグスター(新檀黎斗)として復活し、そんな黎斗に永夢は怒りを見せるけど、永夢は「命が甦る(コンティニューする)」事ではなく、「命を軽視した」事に怒っていたんだよね。だと思っていたんだけど…
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 ポーズ攻略の為とは言え、黎斗の命を犠牲にするって展開はどうなのよ…?

 いや、別に「黎斗のライフを一つ削ってポーズを攻略する」って言うやり方自体は良いし、それを実行するのも構わないんだけど、問題は永夢の態度で、あれだけ「命の大切さが云々…」って黎斗に言っていた割には随分黎斗の命の見方がドライだったなぁ、と。黎斗がコンティニュー出来るとは言え、その命にも限りがある訳だし、例えば、永夢がポーズ攻略の作戦を思い付いた時に「あっ、でも…」とか、作戦実行の時に「御免なさい、黎斗さん…。」と一声入れるだけでも大分違ったと思う。でも実際は黎斗を指差して「貴方なら出来るじゃん!一遍、死んでみる?」なノリだったもんなぁ…!それしか方法が無かったのなら無かったで少し抵抗する描写が欲しかったな。

▼それでも、もう一度会いたいと思った。

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 飛彩、裏切る。最近の2号ライダーはよく裏切るねぇ…。クロノスがタドルファンタジー(ブレイブ)を雇うのに用意した見返りはプロトドラゴナイトハンターZガシャット、即ち、今は亡き飛彩の彼女、早姫のデータ。彼もまた、命が蘇る事をあるまじきと考えていたが…、
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やっぱそう言うのって理屈じゃあないんだよね。もう一度、愛する人と、大事な存在と触れ合いたい。どんな手段を使ってでも。飛彩の行動理由はとてもピュアである。でも飛彩には辛い結末しか待ってなさそうだなぁ…!どうか報われて欲しい所であります。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』32話「下されたjudgment!」感想+考察

▼神、神、そして神

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 『仮面ライダークロニクル』のラスボス、ゲムデウスの存在が明かされた。しかし、その姿形は誰も知らない。制作者たる檀黎斗…もとい新檀黎斗以外は。そして彼曰く、ゲムデウスに対抗出来る唯一の力は、伝説の戦士、仮面ライダークロノスのみ。時を操るその能力(ポーズ)を持ってすれば、ゲムデウスを攻略出来ると言う。自らを"神"と称する檀黎斗らしいと言うべきか、これ等はどちらも"神"である。ゲムデウスの名前の由来はゲーム+デウス(deus(全知全能の神、ゼウスとは別物だよ?))、クロノス(Κρόνος)は時間神だ。神に対抗出来るのは神のみ、と言う事か。しかし、その時間神の力は黎斗の父にして幻夢コーポレーション新社長(元社長(現社長?))、檀正宗の手に。ラスボスに到達する前にラスボスに唯一勝てる相手(敵)が現れちゃったけど…ゲムデウスさんその後に出てきてもボスキャラとしてのスケール小さくならないかぁ!?それともあれかな?クロノス編(仮)はボスキャラ対抗アイテム取得イベントみたいな感じかしら?分からないけど、まあ要するに言いたいことはあれですよ。ゲムデウスのラスボスとしての格が下がらん事を祈ります…!

▼いつもよりちょっと勇敢なお父さん

 前回(31話)は「母親」と言うワードを軸に話が構成されていたね。先週の日曜日が母の日だったからと言うのが本当なのかどうかは知らないが。今回は逆に(逆に?)父親と言う存在を軸に描かれた。と言う事で、今週は二人の「父親」が活躍していたね。
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 一人は前述の通り、檀正宗。ドラマでもアニメでもよくある「全て私の計画通りだ。」展開だったけど、ゼロデイ勃発の罪を着せられ5年間刑務所暮しをし、その間に黎斗が『デンジャラスゾンビ』を、パラドが『パーフェクトノックアウト』を、永夢が『マキシマムマイティX』を完成させるところまで思い通りだったと言う「マジかよ!?!?」と本気で疑いたくなるレベルの大掛かりな計画…!ゲーム名を知ってるって事はそう言う事だろうし、何者なんだこの人。
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 もう一人はお分かりの通り、鏡灰馬だ。最近、全然出てこなかったし、いてもそれと言った活躍もしないから「なんでこの人いるんだ…。」状態だったけど、32話にして漸く父(ドクター)としての威厳を見せた。…のだが …、正直、ここはそんなに上手くいってなかったと思う。理由は前述の通りで、「なんでこの人いるんだ…。」状態だったから。これまでにそれと言った掘り下げも無く、役に立つような事も一切してこなかった院長をいきなり父親の風格…!流石ドクターの鏡…!」な感じで見ろと言われてもちょっと…!大御所枠が一時期出演出来ないのは最早恒例と化してきているので、それを「今までずっと早姫の為にライドプレイヤーとして戦っていた」と理由付けるのは分かるし、『仮面ライダークロニクル』と言うゲーム自体、自身の命を懸けて行うゲームなので、それに挑む院長の志は理解出来るんだけど…。と言うより、そもそも飛彩が「院長の背中に惚れてドクターを志した」と言っていたけれど、院長は命をはって早姫を生き返らせようと頑張っていたのに、飛彩は自身の命を優先し、その為なら患者も見棄てるような人間である。この二人のスタンスは全く逆である。一体、院長の何を見てドクターを目指したのか、と少しばかり引っ掛かってしまうのです。
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 そして、次回はそんな飛彩の心が又もや揺さぶられる。正宗に何かを吹き込まれるかもだけど、もしかして闇落ち…?飛彩は冷静且つ適格な判断が出来るキャラクターだと思っているので、仮に正宗に着いていったとしても特別心配は無いけれど、やはり不穏な空気ではあるので、この先どうなるか…!そして、飛彩を惑わせるクロノスの、
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ではこれにて。

『仮面ライダーアマゾンズ season2』Episode7「THE THIRD DEGREE」感想+考察

▼この頃流行りの可愛い系男子
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 千翼はこの二人に「女の子が好きそうな所」を聞けば良かったのでは…?

 『アマゾンズ』は案外、女性の視聴者も多いのかしら?最近のライダー作品は、女性視聴者の心を掴むのが目的なのか、所謂「可愛い」キャラクターが増えてきてる気がする。顕著なのが最新作の『エグゼイド』。

 永夢は「僕」キャラなので謂わずもがなだが、飛彩はクールなツンツンキャラながら、ケーキ(甘いもの)を好んで食べるし、大我はあんなキャラしてお化けが苦手である。自分は女じゃないんで「こう言うのが女の子のハートを掴むんだろうなぁ」なんて言う安直過ぎてぶん殴られても可笑しくなさそうな想像しか出来ないんだけれど、まあ兎に角、ハードムードな『アマゾンズ』キャラクターにこう言う可愛い一面もあるって言うのは、視聴者(一般人)に彼等をより身近に感じさせる事が出来るので、ある意味、リアルさを出せて良いと思います。…そうなのか?(曖昧)
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 「THE THIRD DEGREE」「拷問」と言う意味があるらしい。確実に情報を聞き出すやり方を分かっている加納君の有能っぷりは最早視聴者の御墨付き。遂に千翼の彼是についてが発覚。そして次回は過去編っぽい?『season1』と『season2』の間の物語を描くのか。なんか『season2』を観てると『season1』が『season2』の前日章感がどんどんアップしていくよね(笑)分かりづらいかも知れないけど、まあ要するに、『season2』が「本編」で、『season1』が「エピソードZERO」って感じ。俺だけかな?こんな風に思ってるの。

 すんません、今回も短めで…!『エグゼイド』感想は近々アップしますので暫しお待ちを…!

 

ではこれにて。