『仮面ライダージオウ』11、12話(鎧武編)感想+考察
『仮面ライダージオウ』11、12話(鎧武編)の感想です。それではどうぞ。
・11話「ジオウ・オン・パレード2018」
・12話「オレ×オレのステージ2013」
▼引き続き毛利さん脚本です
オーズ編、鎧武編、そして次のゴースト編は、当時それらのサブライターを務めていた毛利亘宏の担当回。何気に複数人で執筆する作品って2年ぶりなのな…!(『エグゼイド』『ビルド』はメインライター一人で書ききってるからね)まぁ、サブライターを務めていたと言っても、オーズ編には檀黎斗が出てくるし、ゴースト編には門矢士/ディケイドが出てくるしで、毛利さんが書いた事がない作品のキャラクターも結構出てきてるけど。鎧武編だけだね。鎧武"だけ"なの。それはそうと、
(中略)「誰か」を主役にして『外伝』を作る噂は前々から耳にしていて、企画自体、ボンヤリとしていた時期もあったみたいですが、僕が入る段階では『斬月編』の脚本は鋼屋ジンさんで、僕には「『バロン編』をお願いします」といった形でお話をいただきました。僕が担当した回では貴虎よりも戒斗を多く書いていたし、そういう意味ではわりと自分向きだったのかな。
『鎧武』の毛利さんは何かと「チームバロン」を多く描いている。合同ダンス回(ナックル初登場回)とかサッカー回とか(w)。『鎧武外伝』でも「バロン編」と「ナックル編」を書いているね。チームバロンは毛利亘宏に形付けられていったと言っても過言ではないのだ。そんな毛利さんが書いた『ジオウ』鎧武編。オリジナルキャストに葛葉紘汰/佐野岳と駆紋戒斗/小林豊を迎えた当回だが、どちらかと言えば紘汰より戒斗の方が目立ってた印象ね。
『鎧武』本編では紘汰と戒斗は考えの違いで衝突し、最終的に戒斗は敗れる訳なのだが、そんな戒斗の理論に救われているキャラクターも多いのよね。2話の木から降りれなくなった子供や、『鎧武外伝 仮面ライダーバロン』の小林豊…ではなく、シャプール。『ジオウ』でもゲイツが覚悟を決めた要因として戒斗が大きく関与したね。『鎧武』は其々のキャラクターが其々の正義を胸に争う作品だったけれど、どの正義も共感出来るし、正しいものばかりだったのよね(全面的に「悪」の奴もいるけど。まぁ、この辺は「善悪を決めるのは誰?」的なヤツかな?)。だからこそ、それに心を揺さぶられる者もいる。戒斗の影響により、ジオウを倒す覚悟を決めたゲイツ。どうなるソウゴ!?
なれ合うつもりはない(だが鶏肉は買ってくる)。
なれ合うつもりはない(だが鎧武ウォッチは返す)。
そういや、鎧武ウォッチと言えば…
そういう事、出来たんですね、タイムジャッカー。
これアレじゃん…、「最初からやれ」案件じゃん…!
ではこれにて。