レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダーゲンム』感想+考察

 最近、
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レベル2状態でレベル3用のガシャット使って必殺技発動したり、

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ゲンムにレベルアップの邪魔をされたり、

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スナイプがエグゼイドから奪ったドラゴナイトハンターZばっかり使ってたり、

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エグゼイドがシャカリキスポーツでしかレベル3を使わなかったのも…、

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全て「スーツ改造」って奴の仕業なんだ…!(なんだって!?それは本当かい!?)

 まあ、スナイプに関してはコンバットシューティングゲーマーよりレベルが上って言うのもあるんだけどね。冗談はさておき、遂に公開された『仮面ライダーゲンム』について。以前、脚本家・高野水登(←変換面倒臭ェ…!)について記事を書いたけれど、TTFC(東映特撮ファンクラブ)に入れていない自分はこの『ゲンム』が初のちゃんと観れる高野氏の作品になるのかと思ったのだが…そうですよね。やっぱり玩具を買わせますよね(笑)『ゴースト』の時から知ってましたよ。解ってましたよ。…畜生!!!

▼エグゼイド パックアクションゲーマー(モチーフ:パックマン)
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 『平成ジェネレーションズ』でも登場した「パックマン」がガシャットに。作品内では「パワーエサ」ではなく「パワークッキー」と呼ばれていたが、それを食べる事で追い掛ける側だったゴーストに反撃をすることが出来る。

 エグゼイドがパワークッキーを食べた時、ゴースト(ダブルの顔)が青、白に点滅したのは、パックマンがそれを食べるとゴーストはイジケモンスターという状態になる事から来ている。名前の通りイジケるのだ。イジケモンスターになったゴーストは自分の巣に戻りそこから帰ってくるとまたパックマンを襲えるようになる為、ダブルはエグゼイドから逃げようとしたのだ。…まあ巣に戻るのは撃退された"後"の話なんですけどね。ほら、本当に撃退されちゃったら困るじゃん?そう言う事(多分)

▼ブレイブ ファミスタクエストゲーマー(モチーフ:ファミリースタジアム(ファミスタ))

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 野球ゲームの決定版、ファミスタ。「飛彩はゲームを知らない」という設定を活かし(そう言えばファンタジーゲーマーの時はどうやって使いこなしたんだ…?単純に「魔王」と言うワードが解りやすかっただけか)ドレミファビート(音ゲー)を心配蘇生法で攻略したのに対し、今回は野球ゲームのピッチャーと言う事で投薬治療で勝負を試みる。ピッチャー(医者)が キャッチャー(バグスター"ウイルス")にボール(薬)を投げる("投"薬)それも一日三回(ピッチャーが球を投げるのは三回まで)と言う事で地味に上手い事言ってる。1球目の球が完全に『ドラベース』のワールドボールでした本当にありがとうございました。

 ビートクエストゲーマーのバイザーを帽子に見立てたのは上手い。成程、帽子で病気を防止(ぼうし)って事か!…御免なさい。

▼スナイプ ゼビウスシューティングゲーマー(モチーフ:ゼビウス)

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 戦艦を纏う前に戦闘機を纏ってしまったスナイプ。戦闘機の名前は「ソルバルウ」と言い、ソルは太陽、バルウはを意味するらしく。「撃って撃って撃ちまくれ」と言うルールはスナイプの「撃ちまくるのみ」と言うスタンスと非常にマッチしており、ある意味3ライダーの中で一番相性が良いガシャットと巡りあっているスナイプだけれど、相手のフォーゼもロケットで飛べる上に足に(←足に!?)ランチャー砲ガトリング砲を装備出来ると言う超好敵手と戦えて彼的にはとても満足のいく戦いが出来たのではないか。「ミッションコンプリート」って言う時のスナイプ、ちょっと嬉しそうに見える。

 と、三人とも無事に敵を倒せたもののゲームクリアにはならず、一方、放置されているコラボスバグスターにPPPPがちょっかいかけて暴れされてしまうも戻ってきたエグゼイドに寄って撃破。使ったガシャットはコラボスバグスターに刺さっていたガンバライジングガシャット。しかしそれでもゲームクリアにはならず、ガンバライジングガシャットは勝手に動き始めてしまう。

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 ウィザードを差し置いて響鬼が前に出てきてたのはそう言う事だったのか…!?

 またまた一方、Dr.パックマンを追い詰めたゲンム。遂にパックマンの仮面を外し、素顔を拝む事に成功したが…

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 視聴者には見せてくれないと。Dr.パックマンが持っていたのは太鼓の達人ガシャット。次回の『ゲンム』ではエグゼイドが響鬼太鼓の達人で対決するようね。まさか此処に来てPS2響鬼のネタを出してくるとは…!

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 そうそう、そういえば確かにPlayStation2の『仮面ライダー響鬼』と『太鼓の達人』がコラボしていた時があったね。懐かしいなぁ。「タタコン」とかなんとか言っててさ。この頃の俺はまだ小学1年生やった…。…なんて自分語りはさておき、まさか今になってこのネタを踏襲するとは思わなんだ…。単純に太鼓繋がりってだけかもしれないけどね(←やめてあげなされ…) 

 まあそんなわけで、まだまだ謎を残してる『仮面ライダーゲンム』玩具を買うかどうかは…君たち次第…。

▼2017.4.22 追記

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 お前…、5分しかなかったのかよ…!

 『ゲンム』3話を視聴しました。エグゼイドのバチ裁きは熟練者顔負けの腕だったね。もしかするとあのバチは永夢のマイバチだったのかも知れない(←ェ)「ガンバライジングガシャット」は2話もそうだったけど必殺技テロップ作られてなくてちょっと悲しい。このブログは結構キメワザのテロップについて話すけど、いや、大好きなんですよあのテロップ(小並感)
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 そういや、『ゲンム』を観直してて思ったのが、黎斗が明日奈(ポッピー)を庇ったのはポッピーにあの場で死なれたら都合が悪かったから、って言うあのシーンは地味に伏線だったのかな、と言う事。26話にてポッピーの新事実(ポッピーは黎斗がデータ収集の為に送り込んだ刺客だった)が判明し、彼処でポッピーが殺られれば、ポッピーの中のセーブデータが消えてしまい、また一からやり直しになってしまうのであったのならば、このシーンは割と納得いくと思わない?ポッピーの素性の設定くらいは製作当初からありそうよね。態々、良い人に見せる為にやったとは考えにくいしちょいとばかし引っ掛かってた所だったのだけれど、ポッピーの役割と一緒に考えればまあ解らんくはない行動だったかもね。…でもそうなると黎斗は自分の計画ミスで怪我をした事になるのか…。なんか黎斗のポンコツさが垣間見えた気がするな…!
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 あ、まだ完全には終わらないのかしら?『ブレイブ』も何だか続きがありそうな終わり方だったけれど、『ドライブ シークレットミッション type TOKUJO』よろしく、「全ての『裏技』を観た君達になら、この謎が解ける筈SA☆」みたいなんとかでもやるのかな?そういえば『type TOKUJO』はチーフPが大森Pで脚本が高橋氏…、繋がった!(『裏技』の脚本家は高野水登です)もしそうだったら『スナイプ』が観れない自分は死ぬので、皆様方で良き『エグゼイド』ライフを送ってください。
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ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』19話「fantasyは突然に!?」感想+考察

 毎週感想もやります。但し、基本的に放送日当日には投稿出来ないのでご了承を。それではどうぞ。

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 ブレイブが遂にレベル50(ファンタジーゲーマー)の力をゲット。魔王の力を使って戦っていたけど中々の厨二臭さを魅せてるな…!まあ大好きだけども。やはりレベル50ともなるとその力は強大で、変身解除後は飛彩は胸を押さえて苦しんでいたね。以前までのレベル50ライダーはパラドクスがいたけれど、変身者のパラドはバグスター故に平気でいられるのかな。ていうかブレイブ(只の人間だぁ!)は強い意志(←医師だけに?)で押さえたにしてもレベル50を使いこなせたと言うのに、其より弱いレベル20(マイティブラザーズXX)のガシャットは人間が使えば即死と強いガシャットの方が安全設計と言うのはどういう事なんだ…!

 レベル50の使用に寄って若干の死亡フラグが立ってしまった飛彩。やめてくれよ…あんたは死なないでくれよ…!「俺は…世界で一番の…ドクターだ!!」「何者にも乗っ取られず、使命を成し遂げる意志の強さ、それこそが…人の命を預かる…選ばれたドクターの証だ!!」此処の台詞には痺れたけど引っ掛かっている人もいるらしく。その原因はやはりブレイブの3話のあの行動みたいね。俺はいいと思ったんだけどな。『エグゼイド』評で何となく書いたけど今一度ここにも自分の見解を書いておく。

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 自分が3話からずっと感じていたのが「永夢と飛彩」と『オーズ』の「映司と伊達」の類似性だ。飛彩は自分のライダーゲージがゼロにならないように(自分が死なない為に)ブレイブの変身を解除する。しかし、永夢/エグゼイドは患者である勇樹を意地でも助け出す為に残り僅かなライダーゲージを惜しまず、リボルの元へと歩んでいく。

以下、『エグゼイド』3話「BANしたあいつがやってくる!」より▼

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飛彩「ゲージは僅か、リスクが高すぎるな。」
(変身を解除する飛彩)
永夢「おい!なにしてんだ!」
飛彩「仕切り直す判断もドクターには必要だ。
永夢「はあ?」

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大我「エグゼイド、ゲームオーバーが恐くないのか!?」
永夢「勇樹と約束したんだ!一緒に戦おうって!」
永夢「先生と一緒に戦おう!」
永夢「勇樹!俺がついてる!二人で力を合わせれば、何も恐い事は無い!!
(頷く勇樹)
永夢「よっしゃ!アイテムゲット!」

――――――――――

続いて『オーズ』32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」より▼

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伊達「バカ野郎!死にてぇのか!?」
映司「ほっとけませんよ!伊達さんだってそうでしょう!?」
伊達「生憎俺は医者でな!医者の仕事はまず自分が死なないことだ!でなきゃ、誰も助けられない!

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映司「…それじゃあ、俺に医者は無理ですね。
伊達「おい!火野!」

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 飛彩や伊達さんは自分が死なない為に目の前で苦しめられている患者(人々)を見逃すのに対し、永夢や映司は其に耐えられず、患者(人々)を救うべく立ち向かう。しかし、映司は軽傷では済んだものの少なからず怪我をし、永夢は大我にガシャットを奪われる(←これはあんまり関係無い気もするけどけど飛彩が「リスクの高いオペをした結果がこれだ」と言ってたので一応書いておく)ドクターとは人を治す存在故、その自分が死んでしまえば誰も救うことは出来ないのだ。飛彩は容姿が若々しいから其っぽくは見えないけど彼も立派に「天才外科医」である。だからこの事を踏まえた冷静な判断が出来る人間だったのだ。

 其に永夢はあの時ゲットしたアイテムが鋼鉄化で無かったら確実に命を落としていた。その鋼鉄化を引き当てられたのが天才ゲーマー故の勘なのか、それとも単なる偶然だったのかは知らない。だが勇樹を助けられたのは完全に"結果論"であった事に変わりは無い。勿論、「それでも患者を助けたい!」と言う感情論は嫌いではない。只、その感情論が通じない世界に立っている、という事が分かっていなかったと言う事で、まだまだドクターとしては青い部分が目立っていた。

 まあ其でもちゃんと永夢はドクターなわけだから、命の重さは多少なりとも解ってはいるはずだからそこが映司との違いかもね。

以下、『ゴースト』最終回「未来!繋がる想い!」より▼

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――――――――――

ゴースト 「あれ(ガシャット)で世界を好きなように変える気なんだろ!」
エグゼイド「俺が変えるのは運命だ!人の命を救って、運命を変える!」
ゴースト 「命…。」
エグゼイド「命は…何よりも大切だからな。
ゴースト 「それは…俺もそう思う…。」

――――――――――

続いてまた『オーズ』32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」より▼

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――――――――――

伊達「前から危なっかしいとは思ってたが、原因はこれだ。他人は助けようとするくせに、自分の命は無視してる。
映司「そんな…。俺は別に死ぬ気だった訳じゃ…」
伊達「それが軽いんだよ。死ぬつもりなら良いさ。懸ける命の重さが解ってるからな。お前は懸けてすらいない。昔はちゃんと懸けてたのに。そうだろ?」

――――――――――

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 もう一つ、飛彩が死んではいけない理由に「世界で一番のドクターになって」という早姫との約束があるんだけど、まあこれは『エグゼイド』評に書いたから割愛。しかしそんな飛彩だが今回、永夢を救う(永夢の目を覚まさせる)為にリスクを祓い自身の身体を張る事となる。患者に深入りしない主義の飛彩が永夢との長い付き合いの中で心を開いた(開いてしまった)故の行動だね。結局、飛彩も最後には感情で動いてしまうのか。否定はしないけどね。永夢の「死ぬ気で患者救うぞ!」と言うスタンスも別に否定しているわけでは無いのです。飛彩も平常心を乱してしまったシーンもあったしね。

 ぐう…、こんなの観ちゃったら余計にTTFC(東映特撮ファンクラブ)の『仮面ライダーブレイブ』が観たくなってしまうではないか…!冒頭7分は観たけど助手の二人が飛彩に付いていく理由も明かされるのね。そうか、2017年2月19日は飛彩の株幕上がりdayだったのか…!TTFC、近々入るけどね。今までも入りたい入りたい言ってたんだけどね…。パスワード忘れてて入れなかったんですよ…!『ブレイブ』もちゃんと観たら感想書こうと思います。

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 と言うわけで、飛彩の事ばかり話しちゃったけど、今回で永夢の主人格の謎もまた浮上してきたね。「ゲーマーM」の人格がほんとの永夢かと思ったらそれも違うかも?もうそうなったら現時点で思い当たる怪しい節って16年前の交通事故の手術しかないじゃん…!恭太郎先生、あんだけいい人オーラ出しといて悪役オチはやめてくれよなー頼むよー…!恭太郎先生は最近全然出てこないね。そろそろ出番待ってます(笑)

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 パラドは僕人格が戻った永夢に「おかえり(はーと)」なんて言ってたけどやはり僕人格がバグスター?それとも主人格が戻った事に対してそう言ったのか、まだまだ解らないね。でもそうか、感覚としてはかなり進んでいるように感じるけどまだ19話で「永夢の秘密編(2クール目)」はあと5話程あるのか。『エグゼイド』って一々展開が大きいから錯覚してしまうのだけれど実は本筋の話ってそこまで進んでないのよね。微妙にテンポが悪い作品なのだけれど1話1話が楽しめてるなら其に越した事は無いし、ネタ切れの心配も薄れるわね。これからも毎週心が踊る日曜日を期待しております。

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』を陰で支える脚本家・高野水登を応援しよう!

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 現在放送中の『仮面ライダーエグゼイド』は18話現在、メインライター・高橋悠也が全て一人で書ききっている。平成ライダーに於いては一年間ぶっ通しで本編全ての脚本を務めた脚本家は『555』の井上敏樹(全50話執筆)がいるが、『エグゼイド』もまたそうなる可能性を秘めている作品だ。

 しかし昨今のライダー作品の特徴に本編外のスピンオフ展開の多さが挙げられる。『キバ』のネットムービー(魔界城の女王)から始まり、『鎧武』からはそのネットムービーが廃止され、Vシネマ(鎧武外伝)が製作される様になり、以後もそれは続いている(先駆けには『W』がいるが)『ドライブ』以降はBlu-ray特典ドラマが付属し、『ゴースト』からはYouTube配信限定映像まで開始し、視聴者も脚本家も悩まされている。

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 脚本家・高橋悠也自身も『エグゼイド』は「忙がしくなったり何かが起きない限り、全話執筆したい」と述べており、スケジュールが厳しくなるのを覚悟しながら本編のみならず『平成ジェネレーションズ』の脚本も務めるという鬼の様な仕事っぷりを見せているのだが…

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 YouTube配信に『仮面ライダーゲンム』(全二話)Blu-ray特典ドラマに『仮面ライダースナイプ』(全四話)更には今年から新しく「TTFC(東映特撮ファンクラブ)限定スピンオフ」の展開もスタートし、その記念すべき第一弾は『仮面ライダーブレイブ』とあらゆる方面から数々のスピンオフ展開が高橋氏を襲っている。『平成ジェネレーションズ』の時はカツカツなスケジュールの中でレジェンドライダー(ゴースト、ドライブ、鎧武、ウィザード)を勉強してまで完成度に拘り、血の涙を流しながらホンを書いていった事だろう…。…それなのに!それなのに!!更なる3つのスピンオフが展開され、その内の一つは「浅倉威、15年ぶりの大復活!」ですよ!?殺しに掛かってやがるぜ…!

 と、慈悲も無く降り掛かるスピンオフ達の脚本をメインライター・高橋氏の代わりに担当しているのがそう、脚本家・高野水登だ

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↑『仮面ライダーゲンム』のクレジット

 『ゲンム』『スナイプ』『ブレイブ』これらのスピンオフを執筆している高野水登。…と「ドン☆」と書いておいて「どんな人なのか~」とか「何を書いてた人なのか~」みたいなのは全く知らないんですけどね(オイ)まあ要するにこの人は『鎧武』に於けるサブライター・鋼家ジンみたいな立ち位置になるのかな。彼も元々はメインライター・虚淵玄の多忙をフォローすべく起用されたピンチヒッターみたいだったらしいからね。本編でも虚淵氏とのWメインの如く仕事をこなし、夏映画や最終回(後日談)も執筆。本編終了後はmovie大戦(進撃のラストステージ)、Vシネマ(鎧武外伝)、小説と様々な活躍をし、『鎧武』には欠かせない存在となっていたね。

 高野水登も『エグゼイド』執筆で多忙な高橋悠也を陰で支えている。『ゲンム』も『スナイプ』も『ブレイブ』も本編とリンクし、特に『スナイプ』は花家大我の過去、『エグゼイド』の前日談を描くと言う事で、ガッツリ本編の根幹に関わってくるであろう一作だ。一応、三作品とも高橋氏の監修が入ってはいるが、どれも今後の展開に於いて重要になってくるであろうスピンオフ達。2月19日には『ブレイブ』がスタートし、同月24日には『ゲンム』第二話が配信される。

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高野水登の手腕は如何に…!?

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』評 (18話時点)

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 一発目の記事は『仮面ライダーエグゼイド』について。というより大体ライダーについてしか書かないと思うので予め御了承を。取り敢えずキャラクターについて等、僕が今思っている事を書いていこうと思います。それではどうぞ。

▼宝条 永夢/仮面ライダーエグゼイド

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 最新話(18話)で遂にゲーム病についてネタバレをくらった本作主人公。一時期、「マイティブラザーズXXガシャット」という名前のガシャットを生み出した事から「ブラザーズ→僕、俺の人格は元々は兄弟?」なんて予想をしたのだが別にそんなことはなかった。『エグゼイド』って他のライダー作品とちょっと違って先にサブライダー勢(ブレイブ、レーザー、スナイプ)を掘り下げてから、主人公である永夢の秘密について語っているんだよね。主人公が一番ふわふわしてる状態だったのだ。

 そんな永夢も「永夢の秘密編(2クール目)」に入り、色々凄い事になってきたね。現時点ではまだ飛彩や貴利矢のように感情移入出来るような過去が説明された訳でもないし(ていうかあるのかな…?)今後、永夢の見方がどうなってくるか、楽しみだね。

▼鏡 飛彩/仮面ライダーブレイブ

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 俺の推しライダー。最近変身出来てないけど次回遂にレベル50の力を手に入れるようで(東映公式の写真でマイティアクションX持ってるけどまさかエグゼイドに変身…?)次回予告の「俺は世界で一番のドクターだ!」って台詞は痺れたね。かっこ良かった。

 飛彩は3話のあの出来事(患者を見捨て変身解除、自身の命を優先)から結構視聴者に好かれていない…なんて事はないかな?兎に角、あまりいい評価を貰えていなくて悲しい。俺的に一番死んじゃいけないキャラクターだと思うんだけどな。

  ブレイブが彼処で変身を解除した原因は過去に亡くした飛彩の彼女、早姫との約束にある。「世界で一番のドクターになって」というものだ。飛彩は絶対に彼処で死ぬわけにはいかなかったのだ(ていうかライダーゲージ云々とか超大事な事をギリギリになってから教えるPP…)子供を見捨てたという事実は確かに「やっていいのか?」と聞かれたらnoなんだけどね。「人を治す医者である自分が死んでしまえば誰も救えない」というのはドクターライダーの先輩である『オーズ』に登場する仮面ライダーバース/伊達明の理論である。患者に深入りしない彼だからこその状況判断だったのだと思う。

 甘いものが苦手なのにも関わらずケーキを食べるのも「疲労回復には甘いものが最適」と彼女が教えてくれたから。患者に深入りしないのも、患者に情が移り、執刀の決断が鈍るのを逃れる為。『エグゼイド』のキャラクターの中で一番未来を見ているのが飛彩だ。だから好きなんだよね。

 でも「患者を見捨てるのは世界一のドクターがすることなの?」と聞かれると中々反論するのは難しい。それ関連のエピソードもいつかはやってほしいな。それにしても脚本家曰く、「鏡 飛彩」という名前は「ヒーローの鏡」という言葉が由来らしいけど、そんなブレイブの強化フォームが「魔王」というのは何とも言えないな…!

▼花家 大我/仮面ライダースナイプ

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 序盤からどうやっても「いいひと。」っぽさが抜けてなかった人。ニコちゃんとの夫婦劇場のお蔭で大分見やすいキャラになってきたね。大変よろしい。ハンターチーム(エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー)の中でまともにバックボーンが描かれていないのが大我なんだけどそれはBlu-ray特典か…!一番過去が気になるキャラなのに…!

 大我はよく大衆から「ガシャット寄越せおじさんwww」なんてネタにされてるけどこの「ガシャット寄越せ」ってとっても優しい言葉だよね。仮面ライダーは俺一人で十分だ」という台詞と組み合わせると、

「ガシャット寄越せ。仮面ライダーは俺一人で十分だ。」

 あれれ~?多分本当なら「なんだこいつ…ふざけるな!」ってなる台詞の筈なんだけどなぁ~?優しさが滲み出ている大我が言うと…、

「ガシャット寄越せ(そうすれば誰も変身出来ない…戦いから解放される…皆幸せ…)仮面ライダーは俺一人で十分だ(傷付くのは俺一人で十分…皆幸せ…)」

って聴こえちゃうのはなんでだろぉ~?www
仮面ライダーという「命を懸けたゲーム」に一場最初に参加した彼だからこそ言える台詞でありそのゲームで実際にグラファイトを倒し損ねて飛彩の彼女を死なせたり、レーザーが死んだ事を踏まえると上記の台詞やニコちゃんへの叱責がとても重く感じる。余談だけど俺は「45×40 感謝祭」に参加したんだけど、観客達の 大我×ニコ コスの多さときたら…!実は『エグゼイド』で一番愛されているのは彼(とニコちゃん)なのかも知れないね。

▼壇 黎斗/仮面ライダーゲンム

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  役者の演技に脱帽!最近の社長は終始狂ってて観てて楽しいね。それと同時に小物臭もどんどこ強くなってくけど…!あ、あと社長じゃなくて「元社長」と呼ぶべきか。父親は全然出てこないね。挿入歌的な意味では最近出番多いけど。この人についてはいつ触れられるのかな。まあまだ序盤だし(嘘だろ…この展開でかよ…)気長に待つとしますか。幻夢関係は永夢の秘密が一段落ついてから語られそうね。

 元社長が作っている究極のゲーム仮面ライダークロニクル」は要するに大規模ライダーバトルか。「戦わなければ生き残れない!」って世界になっちゃうのね。これはガシャット寄越せおじさんが絶望しちゃいますわぁ…!

 仮面ライダーには「君も変身出来る!」系の作品と「お前は変身するな」系の作品があり(どちらでもない場合もあるけど)『エグゼイド』に関しては後者のタイプの作品でこれは大我のニコちゃんへのお叱りから解る。『龍騎』なんかもそうだけど(ナイト(というより仮面ライダー)に変身したがっていた子供が出てきた回があったね)戦いの恐怖を訴える事で「お前は絶対に戦ったりするな!」と言う事を伝えようとしている作品なんだよね。「戦う」と言う事は「一つしかない命を懸ける」と言う事だから。ゲームは常に「死」と隣り合わせなのだ。それを「誰もが戦う世界」に変えようとする元社長の企みに大我はどう立ち向かうのか、ここも見処の一つかもね。

▼仮野 明日那/ポッピーピポパポ

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 彼女に関しては「本当は悪者説」を推してたんだけど、バガモンという善良なバグスターが登場したことで「バグスターも悪い奴ばかりではない」と言うことが証明された(されてしまった)為、さらによく解らなくなってきたキャラクター。日向恭太郎もそうなんだけど、ここまで来て「本当に悪者でした!」オチはやめて欲しいなぁ…!彼女は誰から生まれたバグスター何だろう?解ることは 永夢がバグスターウイルスに感染した6年前からスナイプが誕生した5年前の間に生まれた って事だけだよね確か。謎だらけだな『エグゼイド』…!

▼小星 作 f:id:kro12218116h:20170213155805j:plain

 ガシャットが作れると言うことでたまにある「強化アイテムを敵から貰う展開批判」を緩和してくれそうな人物。レギュラーキャラクターになったらしいけど作さんは所謂究ちゃんポジになったのか。メカ関係をこなし、善良な怪人(究→072 作→バガモン)を共に暮らしていたっていう。今後は重要なポジションを担ってくれそうね。にしても「小星 作」って凄ぇネーミングだな…!

▼パラド/仮面ライダーパラドクス

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 最新話でゲンムをフルボッコにして爽快感を感じた視聴者は多かったのではないか…!少しずつフラグを重ねていき、遂に仲間割れを果たした二人。パラドは今後何処で何をするんだろう…。元社長がバグスターを大事にしない事を怒った件についてはリボルについては触れられたから良いけど、もうちょっと過去に遡ると、実験材料として二人はグラファイトを屍にしてるんだよね。それに引っ掛かっている人はグラファイトが殺られた回の最後の二人の掛け合いのシーン観れば若干スッキリするかも知れない。パラドちょっと不機嫌そうだったから。あまり乗り気では無かったんだろうね。この時点で仲間割れのフラグは立っていたのかも知れない。

 パラドクスのエナジーアイテムの使い方は何とも子供じみてるな…!一番考えたっぽい組み合わせって「伸縮化+ジャンプ強化」ぐらいじゃない?後はマッスル化ばっかり使ってるしねw パラドは何のゲームのキャラ何だろう?パラドの誕生経緯は『平成ジェネレーションズ』を見ると解るんだけど、財前さんは何のゲームのウイルスを投与したんだろうね。

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 というわけで『エグゼイド』のキャラクターについての僕の意見でした。面白いよね、『エグゼイド』。多人数ライダー作品ではあるけど実は『エグゼイド』って現時点では6人しかいないんだよね。…あれ?18話で6人は割と多い方か?そうか、『鎧武』が多すぎたのか…!この頃にはもうゲネシス勢も出てきてたからな…!まあでもライダーの人数が多いが故に『鎧武』はキャラクターの掘り下げが上手くいってなかったと思うし、実はこのくらいの人数が調度良いのかもしれない。6人って言ってももう今は一人減って5人だし(貴利矢さん…!)

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 そう言えば、貴利矢は3月25日公開の『超スーパーヒーロー大戦』で復活するらしいね。個人的にはあまり嬉しくない情報だったな。基本、自分は「死んだ人間が復活する展開」は好きではないのです。『movie大戦フルスロットル』の戒斗の復活は上手かったね。まあ 復活とは って感じだったけどね。貴利矢は復活する事がもう決まってしまったから後はそれの経緯次第だな。「なんか不思議な事が起きて復活したぜ自分~!」とかはやめちくりー…!

 てなわけで、まだまだ序盤の『エグゼイド』。これからどう話が動いていくのか。ノーコンティニューで視聴していこうと思います。

ではこれにて。

ブログ始めました

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どうも。レイジング野郎です。
ブログを始めてみました。

理由はなんか最近語りたい衝動が半端無いからです。

どうしてもTwitterとかだと字数制限とかあって窮屈なんですよね。

始めたばかりなので最初は探り探りやっていきながら使い方を覚えていこうと思います。

それではグダグダとやっていくのでよろしくお願いします。

気に入ったらコメントもお待ちしておりますのでよろしくお願いします。

ではではレイジングなブログでレイジングな気持ちになりましょう(意味不明)