レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダージオウ』3話「ドクターゲーマー2018」感想+考察

▼「演者をハメる」と言う事

 何か語弊のある書き方だな…!どう言う事かと言うと、

私はあまり「当て書き」ということは意識しないのですが、役者さんが演じやすいセリフを心掛けています。

それはイコール、感情が乗せやすいということです。「自分のキャラがなぜこのセリフを言っているのかわからない」と役者さんが悩んでしまうのではまずい。

出来上がった映像を見て、「この役者さんはこういう表情をするんだな」と思ったら、その魅力を強調したりすることもあります

その結果として、視聴者の皆さんに「キャスティングがハマっているな」と思っていただけるのであれば、ありがたいですね。

小林靖子 さんのような脚本家、特撮ライターになるには | シナリオ・センターより

 「ハマり役」と言う言葉がある。それは時に、脚本家がキャストの演技に合わせてキャラクター作りを施した事によってそう評される場合もある。キャストの演技力がヤバい場合もあるけど。で、今回の3話のゲストレジェンドである仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢演じる飯島寛騎。彼の演技は永夢の過去を描く上で非常に影響したらしく。

──小説という媒体ということもあり、内容的にはかなりヘビーでした。明かされる永夢の過去が、かなり衝撃的で、青ざめているファンの方なども多くいるようですが、これは本編執筆中から暖められていた設定だったのでしょうか?

高橋 1話の段階ではそこまで考えておらず、事故から救ってくれた医者がいたから、医者を目指そうとした……という程度でした。本編が進むなか、飯島(寛騎)くんの芝居から得たものが大きかったですね。もちろん優しい面もありますけど、どこかドライで虚無的な一面があるというか……。そんな彼の演技を見ていて、永夢は本当に事故にあっただけだったのかな……? と想像がかき立てられたんです。それで、もし機会があったら永夢を掘り下げるエピソードを書けるかな、と彼の過去の詳細を考えていて。黎斗が岩永くんの芝居を見てつくったキャラであるように、永夢のバックボーンも飯島くんのお芝居と連動した感じです。

▲『平成ライダー20作記念!「仮面ライダー」2000-2018全史』より、高橋悠也のインタビュー

 何が言いたかったかと言うと、

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 そんな永夢のドライさは今も健在で安心した、と言う事です。

 そんな訳で、『エグゼイド』編に突入。撮ったのは『エグゼイド』でメイン監督を務めた中澤祥次郎。『ルパパト』もやってる中、お疲れ様です!『ジオウ』は段々と観易さが増してきているね。安定してきたと言うか。けど、視聴率底上げが目的の『ジオウ』だけど、結構お客さん逃してるね…!まぁパイロットが分かり辛かったからな…!『ディケイド』も1話は(『キバ』のせいで)そんなに視聴率良くなかったんだけど、2話になるとそれが2%も上がったのよね。でも『ジオウ』は下がっていく一方だな…!…まぁ、まだ3話なので何とも言えないけど、幸先悪いスタートになってしまったので、こっから盛り返すのは難しそう。どうする、白倉伸一郎!?兎に角、次回も楽しみにしますか。短いけど、今回はこれでお終いです。

 

ではこれにて。