『仮面ライダーアマゾンズ season2』Episode12「YELLOW BRICK ROAD」感想+考察
▼黄色いレンガの道 #とは
…ごめん、『season2』放送中、ずっとやって来た英語教室(?)だけど、「YELLOW BRICK ROAD」は意味を調べても、その意味の意味が理解出来なかった(笑)…と言う訳で頼みの綱として『season2』東映公式ページに入ってみると…
次回 Episode 12 は『YELLOW BRICK ROAD』。
黄色いレンガの道――『オズの魔法使』に出てくる、希望の国へとまっすぐつづく道のこと。願わくば、千翼とイユが手と手をたずさえて翔っていった道の先に、希望のあらんことを……。▲『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』東映公式ホームページ「YELLOW BRICK ROAD」PRODUCTION NOTEより
『オズの魔法使い』は全く分からんなんだ…!「希望の国へとまっすぐつづく道」か…。「希望」なんて何処にも見えてこないけどなぁ…!
ドロシーたちが歩んだイエローブリックロードは、結局、希望にはつづいていませんでした。
けれども、その旅が無意味であったということにはなりません。
アマゾンたちが歩をしるしてきたこの道が、皆さまの心に何かを残してくれることを……。▲『仮面ライダーアマゾンズ season2』東映公式ホームページ「AMAZONZ」HIGHLIGHTより、白倉伸一郎の文責
次回予告で千翼がイユと歩いていた道はまさに「YELLOW BRICK ROAD」だったのかも知れない。何となく千翼(と仁さん)は生き残るエンドになりそうな気がする。生きる事が背負いし罰としても、それでも「希望」を信じて歩む。「行けるとこまで行くさ」って感じさね(違う?)
イユ「千翼、何処に行くの?」
千翼「さあな、行けるとこまで行くさ。」
▼"A"MAZON"Z"
輸送会社「amazon」の名前の由来をご存知だろうか?「アマゾン」と聞くと、ライダーファンではない一般人は「アマゾン川」を想像する人が多いだろう。アメリカを流れるアマゾン川は、世界で一番、流域面積の広い川(世界で一番長い川はナイル川)であり、幅広い商品を取り扱っている事からこの名前が付いたと言う。
更にもう一つ、上の画像は皆さんが一度は見たことがあるであろう、このロゴ。よく見ると、頭文字の"a"から"z"に向かって矢印が伸びている。これもまた、amazonがあらゆる商品を取り扱っている事を意味している。
だから、今まで"A"から"Y"までの文字を頭文字にしていたのに対し、最後の"Z"は言葉の最後に付くのはある意味必然だったのかも知れない。これは中々燃えるサブタイ。こんなのを狙っていたなんて、スタッフも粋な事するなぁ~!
最終話のサブタイトル『AMAZONZ』。
これまでのパターンどおり「Zなんちゃら」ではなく、最終話だけに、Z終わり。シーズン1が『AMAZONZ』で始まり、シーズン2が『AMAZONZ』で終わる。
なんと美しい……。
このオチを付けるために、ABCの部分を■で囲ってきたようなものです。
というと、さも最初から計算づくだったかのよう。
でも。シーズン1第1話の台本がこちら
普通に『AMAZONS』になってます。
ところが、ラインPの道木さんがつくったテロップ原稿は……。ぶっちゃけ、ただのタイプミスです。
でも、これを気に入ったのが石田監督。Daze とか Warez とか、わざとスペル間違えてみせるチョイ悪感。そんなヒネた感じが、このシリーズにはふさわしいと。「AMAZONZ」
その瞬間、2シーズン26話が確定した気がします。サブタイトル自身が、「Zまで行くぞ!」と宣言しちゃってますから。
そんなこんな、サブタイトルひとつ、一筋縄ではいかなかったアマゾンズも、ミスだの偶然だのにまで助けられつつ、ついに最終話までたどり着きました。皆さま、本当にありがとうございました。またどこかでお目にかかれる日がありますように!
▲『仮面ライダーアマゾンズ season2』東映公式ホームページ「AMAZONZ」PRODUCTION NOTEより
只のミスかよ!?!?
と言う訳で、次回が最終回の『アマゾンズ』。最終回感想は総括を添えてupします。只、今回の記事はあまり自信が無いんだよね…。…まあ折角なので見てやって下さいな。
ではこれにて。