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レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『仮面ライダーエグゼイド』21話「mysteryを追跡せよ!」感想+考察 ①キメワザ編

 今回は書きたいことが沢山あるので、一つに纏めようと思うと相当長くなってしまうので、記事を幾つかに分けてレビューしたいと思います。先ずは「キメワザ編」です。それではどうぞ。

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▼キメワザメーカーMOROTA

 今週の『エグゼイド』は…
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多い!
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多い!!
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必殺技が多い!!!

 21話現在、『エグゼイド』を撮っている監督は中澤祥次郎(メイン監督)、坂本浩一、山口恭平、諸田敏の四人。まあでも坂本監督は3、4話だけ撮ってそれっきりだから実質三人で撮っているようなもんさね。で、自分は『エグゼイド』に関しては諸田監督の撮る回が一番楽しめているんですよ。というよりそもそも、自分が一番好きな監督が諸田さんなんだよね。ライダーの監督ってドラマ重視の人とアクション重視の人で見事に分かれていたりするのだけれど、諸田さんはドラマは美しく、アクションはカッコよくとどちらも良く撮ってくれる方だと思うんです。話がずれた。『エグゼイド』について。『エグゼイド』の独自の魅せ方の一つに必殺技(キメワザ)時のカットがあるけれど諸田さんの撮る回は1話に一つは必ず新しいカットが入るのだ。即ち、様々な組合せの必殺技を毎回一つは魅せてくれているのだ。

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 これは諸田さんの初登板回(9話)のキメワザ。この頃のスナイプはエグゼイドとブレイブのレベル3用のガシャットを持っていた為、見れるだなんて思ってもみなかったガシャコンマグナムによる「ゲキトツクリティカルフィニッシュ」を披露してくれてそれだけでかなり嬉しかったんだけど、極めつけはエグゼイドのガシャコンブレイカーとガシャコンソードの二刀流で繰り出される「マイティタドルクリティカルフィニッシュ」ですよ!エグゼイドがガシャコンソードをパクったのとかそんなのはどうでもよくなるくらい、この演出には感動した。このキメワザが今後の様々なテロップ演出に影響していると思うと、この回はある意味革命だったなぁ、と感じるのです。

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 お次は9話の次の週の10話。3人での同時クリティカルフィニッシュを御披露目。成程、こう分けてきたか…!この絵、もっとやってほしいんだけどな。結構好きで。更にこの回はドラゴナイトハンターZの販促回でもあった為、3人同時に続く4人同時クリティカルストライクはどうなるかと注目して観ていたのだが…、成程、そう魅せてきたか…!(画像無いんです、すんません…!)

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 次の諸田さん登板回は15話。『ゲンム』の感想記事にも書いたけど、この時期は丁度、エグゼイド、ブレイブ、スナイプのレベル3のスーツをナムコゲーマー用に改造してしまっていたのでメタ的にブレイブとスナイプはレベルアップが出来なかった。そこで考案されたクリティカルフィニッシュのカットがこれ。「CRITICAL FINISH !」の文字の後ろの背景はジェットコンバットとドレミファビートに使われている帯を合わせたもの。これは前述のマイティタドルクリティカルフィニッシュも一緒だね。二つのガシャットでキメワザを発動する際はこのように帯を組み合わせて魅せている。いかにも「合体してる感」が解りやすく見えて良いね。

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 この回はパラドクス登場回だったからパズルゲーマーとファイターゲーマーの必殺技もそれぞれ魅せてくれたね。まあこれは販促スケジュールに沿ってやった事だろうから諸田さんはそんなに関係無いかな。KNOCK OUT CRITICAL SMASH !」のカットが入るタイミングはグレイト!

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 ニチアサ特撮監督は2話連続での登板が基本なので、必然的に次週の16話も諸田さん回。この回は特別真新しいカットは無かったけれど、単独(フルドラゴン)でのクリティカルストライクは実はこれが初。まあ脚本に書いてあったからやっただけかも解らないけど、一応これも、ね

 そして今週、今週は必殺技がかなり沢山だった故におNEWな魅せ方も色々あったね。まず一つ目の今回の必殺技カットの新たな魅せ方は、実は今まで無かったライダー同士のキメワザ対決。自分と相手が同時に必殺技を噛まし合うシーンを諸田さんはどう撮ったか。
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 諸田さんが今回使った手法はキメワザのカットを二連続で挿入すると言うもの。それほど変わった魅せ方ではないように見えるが、例えばライダーの写る半切れの部分から別の場所に移動させないことで「これからこの二人はぶつかり合うんだ!」と言う雰囲気を極力殺さずに表現したり、そもそも合体技ではないので安易にテロップを組み合わせてしまうと可笑しく見えてしまう事も考慮していたり。色んな試行錯誤の結晶がこの演出には見えてきて、個人的には満足です。

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 もう一つはカットというより(それもあるけど)ギミックを魅せていたね。エグゼイドレベルXXの武器、ガシャコンキースラッシャーは二つのガシャットを同時に刺すことが出来、今回初めてその機能を披露してくれた。DXガシャコンキースラッシャーのCMでもそのギミックは紹介されていたけど実は今まで本編では使われていなかったのよね。テロップは合体技の時と同じ様な感じだね。マイティアクションXとゲキトツロボッツに使用されている帯を組み合わせ、そこにでかでかと「CRITICAL FINISH !」と。良かった、このギミック使ってくれて(笑)

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  最後はこれ。さらっと出てきたブレイブレベル5(フルドラゴン)の必殺技もそうだけど、何気にレベル1形態(実際はレベルXというのは置いといて)でのキメワザも今回が初。…まあ劇中の設定や玩具の遊び方をたまに無視しちゃうのも諸田さんらしい部分で、DXマイティブラザーズXXガシャットはゲーマドライバーのレバーを閉じてもう一度開くとどうやっても必殺技ではなくレベルアップ(ダブルアップ)に移ってしまう為、本当はことエグゼイドレベルXに関してはキメワザが出来ない筈だったんだけど、まあそこは御愛嬌というかなんというか。…うん。諸田さんだなぁって(笑)

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 諸田さんが最近手掛けた映画『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』でも3人のダークネクロムにゴーストチェンジさせたりしていたけど、最近の諸田さんはギミックを魅せるのに好意的になってきたよね。自分は彼は元からレベルの高い監督だと思っていたのでここにも目を付けるようになってくれたのは本当に嬉しい。最近のライダー玩具は小物アイテムと大物玩具で色んな組合せの連動が出来たりすることが多いんだけどやらない作品はほんとやらなかったりするので、『エグゼイド』はもっともっと色んな組み合わせのキメワザを魅せてくれることを期待しています。

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では一先ずこれにて。②「ゾンビの必殺技編」に続く…