レイジング野郎

特撮多めの不定期ブログ たま~に関係無いことも

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』感想+考察

▼妥協する事に一切の妥協無し
f:id:kro12218116h:20170811205415j:image

 仮面ライダー風魔/南雲影成よ…

 永夢も仮想現実に飛ばしておけばあんたの計画は邪魔されなかったのではないか…?

 聖徒病院にいなかった大我やニコも襲っておく徹底ぶりを見せておきながら、永夢の事は見逃す舐めプ…。…そっか、娘に見とれて手裏剣投げるの忘れちゃってたのか(←苦しい)

▼何故『エグゼイド』はご都合主義が目立つのか?

 答えは単純且つ明確。「やり過ぎてるから」である。顕著なのがクロノス/檀正宗。…て言うか何か知らないけど、『エグゼイド』のキャラって舐めプ多いよなぁ…!息子の黎斗だってやってたし。
f:id:kro12218116h:20170811203528j:image

ゲンム「ドライバーを腐敗させた…。君はもう…変身出来ない…。君の水晶を砕くのは、他でもない私だ!助けてくれたお礼に、命は取らないでやるよ。

▲『エグゼイド』22話「仕組まれたmystery!」より

 これらの記事にも書いているが、『エグゼイド』は幾らなんでも「舐めプ」が多い!そりゃあパラドもクロノスに「舐めたプレーしやがって!」なんて怒る訳ですよ。「こうすれば良かったのに!」と言う案件があまりにも沢山なせいで自分達がピンチに陥るって最早自業自得じゃないですか…!灰化を使わないドラゴンオルフェノクかあんたらは。
f:id:kro12218116h:20170811205635j:image

 ドラゴンオルフェノクと言えば、「一人で一年間まるまる執筆した脚本家(作品)」と言われてファンが思い浮かべるのは『仮面ライダー555』を書いた井上敏樹だろう。彼のその痕跡は偉業とも言えるかも知れないが、この『555』と言う作品もひじょ~~~~~に粗が多い。しかしそれを全部書き連ねるととても長くなってしまうので、今回は『エグゼイド』のホンを全て書ききったと言う高橋悠也と井上敏樹、二人の脚本家の相違点を書いていこうと思う。

▼共通点は"速筆"

 「スケジュールで困ったら井上敏樹!」と言うくらい井上敏樹が速筆なのは有名だが(『555』の最終回もほんの1時間半程で書き終えたのだとかw)、大森P曰く、高橋悠也もかなり筆が速い方だと言う。

篠宮 大森さん、今まで色んな脚本家の方とお仕事してきはったと思うんですが、どうですか、高橋さんの魅力と言うか、凄さみたいなんは…。

大森 高橋さんはよく性悪説の人間って言うのをよく自分で仰られていて、人間を悪い人として書いている所があって、そこが割と『仮面ライダー』に合っているのかな、と言うのはあって、それと、玩具が多い今の『仮面ライダー』で、それも話にまぶしながらも各キャラクターを上手く描きつつ、しかも速い。速いからこそ今まで全話書いて貰えて、速いからこそ我々にも考える時間を与えてくださってるので、一緒に『エグゼイド』を作っている感覚ですね。

『第二回 東映特撮ファンミーティング』より大森敬仁の談(原文ママ)

f:id:kro12218116h:20170811213302j:image

 性悪説と言う部分はまた別の機会に触れようと思うのでお楽しみに。大森Pは高橋悠也の魅力は「玩具が多い昨今の『仮面ライダー』で、その玩具も上手く話に盛り込みつつ、更に速い」と言う。確かに『エグゼイド』は例年より玩具がフィーチャーされる事が多いよね。そこがオタクを楽しませる理由の一つなんだろうけど。(最近でもマイティブラザーズXXガシャットを使ったパラド救出に皆驚いてたな)
f:id:kro12218116h:20170811213318j:image

 対して、井上敏樹はあまり玩具に興味がない。カイザポインターなんか天井から落ちてくるしな…!戦闘シーンなんかもその場の監督に丸投げするくらい、彼は玩具や戦いに興味がない。じゃあ何を書いているのかって?キャラクターですよ。

▼相違点は"キャラ描写"

 『エグゼイド』はギミックやそれの出し方が変わっている事はあっても、話の展開(キャラの行動)は「予想通り」であることが多い。
f:id:kro12218116h:20170811214234j:image

視聴者「貴利矢、クロノス側にいるけどきっと裏切るんだろうなぁ~!」

f:id:kro12218116h:20170811214321j:image

視聴者「飛彩、早姫と大我の命を天秤に掛けられたけど、きっとドクターとしての道を選ぶんだろうなぁ~!」

なんて予測を視聴者がして、実際、その通りになる。『エグゼイド』の話ってかなりベタよね。「王道」とも言い換えられるか。でもこれだと人に寄ってはそのキャラ描写が「薄く」感じてしまう事もあるかも知れない。
f:id:kro12218116h:20170811214927j:image

 対して、井上敏樹作品は劇中のギミックよりもキャラクターを重視して書く事が多い。そう言えば井上敏樹のアニオタwikiにこんな事が書いてあった。

一応シナリオの骨子自体は王道ではあるのだが、それを彩る枝葉末節が非常に濃く、王道に疑問を投げ続けるのが特徴。
ヒーロー物としては異色のシナリオを書くことが多く、人格に問題を抱えたキャラを生み出すこともある。
友情や信頼について冷笑的、あるいは懐疑的な話を作ることが多いが、
声高に「友情」「友達」などといった単語を使うことに疑問を投げかけている、ということであり
ジェットマンの竜と凱を筆頭に、男の友情や絆といったものを濃く描く傾向が強い。
また、作中では馬鹿にされがちなアギトの氷川や555の啓太郎といった生真面目なキャラクターが最後には報われることも多く、
本人の言動もあいまって偽悪的な印象も強く与えるが、やはり着地は王道というよりオーソドックスな結論になる場合が多い。

一方でスラップスティックコメディも好み、アニメではギャラクシーエンジェル、特撮ではゴウライガンといったハチャメチャな作品も書いてる。

料理好きな為かほぼ毎回食事シーンを入れ、ギャグ回では丸々一話料理番組にしたことも。

ハードなシナリオやアンチ王道を好む視聴者の支持を集める一方、
ドロドロした昼ドラ展開
伏線ばら撒き→放置→消化不良のまま最終回を何度かやらかす
戦闘シーンにてヒーロー側がピンチに陥る→その後の余韻を描かず場面が唐突に変わる
などの作風から、特撮ファンの中には彼を毛嫌いする人もいる。
特に一部には親の仇のように氏を憎んでいる人間もいる。

 なんか敏鬼作品は「アンチ王道」を好む人に人気があるらしいw でも、敏鬼アンチのブログもちょこちょこ見掛けるんだけど、大半の言い分が「正義の味方がいない」とかそう言うのなんだよね。要するに、彼らは自身の中で「ヒーロー像」と言うのが確立されている、と言う事なのだろう。

 でもそう言われると、『エグゼイド』が批判される理由の一つにはそれもあるような気がする。永夢はダブスタだし飛彩は彼女の為に裏切るし貴利矢は嘘吐きだし黎斗はアレだし…
f:id:kro12218116h:20170811222141j:image

 あれ?もしかして一番ヒーローしてるのって無免許医の大我じゃね…?

▼王道(シンプル)・イズ・ベスト

 しかし、人と言うのは時に「王道」を求める事もあるもので。例えば上記の「貴利矢さんは実は味方だったんだよ!」って展開も視聴者は「うおーっ!"やっぱり"か!俺は信じてたぜ!貴利矢さん最高ォーーーーッ!!」と言って喜ぶし、飛彩が彼女と決別し、ドクターとして歩みだすと「うおーっ!"やっぱり"か!俺は信じてたぜ!流石は世界で一番のドクターだ!神回ィーーーーーッ!」と言って持ち上げたりする。注目して欲しいのは「やっぱり」と言う部分。アニメ然り、ドラマ然り、特撮然り、「視聴者」とは自分の予想する展開が実際のものになる(そう言う展開になる)と問答無用に悦に浸る生き物である。でもって、上記の展開は比較的予測がし易いもので、大半の視聴者が「こうなるんだろうなぁ~!」と予め仮説を立てる事が出来、それがその通りになると「うおーっ!やっぱりか!俺の予想は当たった!気持ちィーーーーー!!」となる。「分かる!」と言う方もいるのではなかろうか?
f:id:kro12218116h:20170812212842j:image

 例えば今も尚、名作と名高い『ドライブ』46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」を見てみよう。(以下、『ドライブ』のネタバレあり!未視聴者は注意!)チェイス蛮野天十郎/ゴルドドライブに粉々にされた。その事に怒りを見せる剛は、その時、初めてチェイスを「ダチ」と呼び、「一緒に戦ってくれ!」とシグナルチェイサーをマッハドライバーに差込み、チェイサーマッハへと進化を遂げる。そして、チェイサーマッハがゴルドドライブを葬った後、剛はボロボロになったバンノドライバーへシンゴウアックスを降り下ろし、木端微塵にする、と言うのが46話前半の流れ。
f:id:kro12218116h:20170812212937j:image

 何故こう言った内容のこの回が人気なのか、それは『ドライブ』本編内で視聴者が「こうして欲しい!(こうなって欲しい!)」と願う展開を叶えているからに他ならない。「剛とチェイスにダチになって欲しい!」「デッドヒートしか強化フォームがないマッハに新しい形態を与えて欲しい!」「蛮野とは進兄さんではなく剛に決着をつけて欲しい!」「て言うか蛮野はクズだから盛大にぶっ壊して欲しい!」これらの視聴者の望む展開を『ドライブ』46話はやった。だから46話は大衆からの評判が高いのだ。
f:id:kro12218116h:20170812213410j:image

 『エグゼイド』も最近は視聴者が求めているもの(こと)をやる傾向にある気がする。それ事態は良いのだが、『ドライブ』との違いは余りにも視聴者の求めるものに答えすぎて、話が破綻している所。例えば貴利矢の復活は「貴利矢さんに戻ってきて欲しい!」と言う視聴者の声に答えた結果だ。

― 今回、反響を受けて復活ということですが、いかがですか?

小野塚:消滅したあとに、もしかしたらまた戻ってくるかもね、という話が出たんですけど、1回花束をいただいてクランクアップしていたので、どうなるか分からない状態で。でも、視聴者の方からたくさんのご意見をいただいたみたいで、それがきっかけになり復活が決まったのはすごく嬉しかったです。すごく珍しい形で再登場ということなので、光栄でもあります。
▲モデルプラス『「仮面ライダーエグゼイド」反響受け異例の復活!劇団EXILEの“注目株”小野塚勇人を直撃「役者冥利につきる」<モデルプレスインタビュー> 』より、小野塚勇人のインタビュー

f:id:kro12218116h:20170812214931j:image

 仮に『エグゼイド』製作に高橋悠也なりの「perfect puzzle(計画)」があったとしても、そこに「テコ入れ」を入れ込んでしまったが為にそのパズルが崩れてしまっているのはいけない事だね。「生きてた頃の貴利矢さんの方が好きだった…」って人、意外と多いんじゃない?

 かなり話が逸れたな…。要するに何が言いたいのかと言うと、『トゥルー・エンディング』は本編よりも丁寧さが伺えたな、と言う事です(冒頭で「永夢にも手裏剣投げとけよ!」なんて言っといてなんだけど!)今回の映画は特別盛り上がる展開や一風変わった要素等は無いものの、かなり「無難」に作られていた印象。「ガチの最終回の後日談を描きます!」と言うコンセプト事態はインパクトあるのだけれど。
f:id:kro12218116h:20170812215528j:image

 …まあそれでも他にも「!?」な事はあって、例えばまどかちゃんの手術シーン。オペの途中、彼女はゲーム病を発症してしまったけど、黎斗神のプロトマイティアクションXガシャットオリジン(←長い!)を起動させただけでなんか普通に治ったね…!「レベル0の能力でウイルスを抑制した」んだろうけど、だったら本編でもそれやれよ…!ニコちゃんがゲムデウスウイルスに苦しんでたのが馬鹿みたいじゃん…!(貴利矢さん、あんたその場にいたなら治してやれよ!?)

…と、言いたい事は色々あるものの、

▼ハッピーエンドの大団円

f:id:kro12218116h:20170812220155j:image

 『トゥルー・エンディング』、もとい『エグゼイド』のエンディングが「ハッピーエンド」だったのは素直に良かったと思う。結局、バグスター勢もドクター勢も誰も死なずに終わったね。永夢の「誰も死なせたくない」と言う思いを尊重するならばこの「誰も死なない」と言うエンドはある意味アリなのかもしれないね(こんな締め方で宜しいでしょうか…!)

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』42話「God降臨!」感想+考察

▼BKB(バイク仮面ライダーバイク)
f:id:kro12218116h:20170805123449j:image

 この絵面は突っ込みどころが多すぎる…!

 バイクがバイク(自転車)くっつけてバイクに乗る…シュール…シュール過ぎる…!『エグゼイド』は例年以上に玩具ギミックを魅せてくれるからそこはええやね。そういえば最近、自分の大好きな「キメワザテロップ」について書いていなかったので久し振りに書こうと思う。
f:id:kro12218116h:20170806214949j:image
f:id:kro12218116h:20170806215040j:image
 『エグゼイド』独自の必殺技演出、当ブログでは「キメワザテロップカット」なんて呼んでいたりしているが、このキメワザテロップは通常、語尾の「!」が一つだけなのにお気付きだろうか?今回新しく出てきた必殺技「ドクターマイティクリティカルフィニッシュ」とビックリマークが一つだけだったね。しかし一度だけ、あるキメワザのテロップのビックリマークが二つになっていた物がある。
f:id:kro12218116h:20170806215526j:image

 それがこれ。ゲンム レベルXが22話で披露した「クリティカルデッド」だ。良く見ると語尾が「!!」になっているのが分かるでしょう?しかしそれ以降のキメワザテロップにビックリマークが二つ使われる事はなかった。なかったのだが…
f:id:kro12218116h:20170806215821j:image

実はムテキゲーマーの「ハイパークリティカルスパーキング」のキメワザテロップは語尾のビックリマークがなんと「!!!」と三つになっている。…まあ、「だから何なんだ」って言われたらそれまでなんだけど…!
f:id:kro12218116h:20170806220223j:image

 因みにクロノスの必殺技「クリティカルクルセイド(〃サクリファイス、〃ジャッジメント)」にはビックリマークが無い。それが何を意味するのかは…自分にも分かりません(オイ)
f:id:kro12218116h:20170806220748j:image
f:id:kro12218116h:20170806220752j:image
f:id:kro12218116h:20170806220812j:image
 最近、テレビ本編も撮るようになったカミホリ監督はキメワザテロップの魅せ方が特殊よね。こういうアイデアは大好きなのでもっと魅せて欲しい。まあ残り三話だけど。

▼それ、殺人やんけ!

 …ッシャオラッ!明後日には『トゥルー・エンディング』を観に行くんじゃオラッ!公開日から三連勤が始まってしまったもので、観に行くのが大分遅くなってしまった…。今回もいくつか映画とリンクしていたシーンがあったみたいね。…まあどこがそれだったのか、大体は予想がつくけど。そういえば『トゥルー・エンディング』予告編で「ライフ1の謎」なんて言ってたけど今回、殆ど貴利矢さんに残機を削られてましたね…!取り敢えず、自分が声を大にして言いたいことは…
f:id:kro12218116h:20170806221737j:image

 新黎斗(黎斗神)の命の扱い、皆雑スギィ!!!

 いい加減にしてくれよ…なんで皆、黎斗に対してそんなに酷いのさ!?いや、分かるよ?『エグゼイド』の諸悪の根元は黎斗だし、これまでにも数々の人を苦しめてきた。それでも永夢は黎斗を死なせたくなくて、23話でパラドに止めを刺されて黎斗がゲームオーバーになった時、黎斗を救えなかった事を悔やんで、永夢はラストに一人涙を流す訳ですよ(…そうだよね?永夢先生?)なのに最近の黎斗の扱いときたら…永夢は黎斗を見殺しにするし貴利矢は何十回も殺すし、貴殿方、ほんとにドクターなんですか?そういや、レーザーとゲンムの「仕返し」の下りの時、貴利矢が、

▼「仕返しならもう終わってる。自分のリプログラミングでな。」

 って言ってたけど、「リプログラミング」って久し振りに聞いたな…!
f:id:kro12218116h:20170806223203j:image

 「困った時にはリプログラミング!」ってぐらい天下無敵な能力で、一時期、聞き飽きる程その名前を聞き、使用された時には最早「はいはい、リプログラミングリプログラミング。」な感じにもなっていたが、ムテキゲーマー登場以降、そのリプログラミングが使用された事はない。可笑しいなぁ…?ムテキゲーマーはハイパームテキガシャットとマキシマムマイティXガシャットを「ドッキーング!」させて変身する形態なのでリプログラミングが使えても可笑しくない筈なんですよ。実際、ムテキ登場以降も、
f:id:kro12218116h:20170806224542j:image

クロノス 「ポーズで貴様を動けなくしてやる!」

エグゼイド「ムテキのお陰で動けるぜ!お前の抗体をリプログラミング!ハァッ!」
f:id:kro12218116h:20170806224555j:image

ゲムデウス「全てのバグスターの能力を使えるぞ!」

エグゼイド「だったらその能力を書き換えてやるぜ!リプログラミング!ハァッ!」

 なんて事だって出来た筈なんですよ。なのにそれを「やらない」せいで事態の終息が遠退いてるのはどうかと思う。…て言うか、「ムテキ(無敵)ゲーマー」を名乗る癖して、ゲムデウスには普通に苦戦してましたね…!(しかもパラドクスと二人係なのに!)黎斗も「ムテキの力でもゲムデウスに対抗できるかどうか…」なんて言ってたけど、なんつーか…無敵が聞いて呆れるな…!これじゃあ「無敵(笑)」じゃないですか。で、そんなムテキゲーマー(笑)を助けた「ドクターマイティXXガシャット」は商品化するらしく。12月発送か。買うかどうかは…君たち次第…!(大体の音声は視聴出来るのでそれで満足するも良し、かもね。)
f:id:kro12218116h:20170806225142j:image

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』41話「Resetされたゲーム!」感想+考察

▼命の大切さ #とは

 前回(40話)、パラドに永夢が「命の何たるか(死の恐怖)」を教えていたが…

f:id:kro12218116h:20170731094428j:image

最早『エグゼイド』には「命の大切さ」を語る資格はないよね。

 詳しくは書かないが最近、ある男性が残業200時間を超え、過労により、自殺した事件が報道された。それに限らず、所謂、「過労死」は全国的に問題となっている。そんな中で、こんなギャグギャグしいやり方で過労死、もとい「人の死」を描くなんて、不謹慎にも程があるよね。「(新)黎斗はバグスターだから…」「(新)黎斗は神だから…」なんて言い分は通用しないと思ってますよ自分は。『エグゼイド』程、命を軽く見ている作品も然う然う無いよ。前半まではそんな事を思うようになってしまうなんて思ってもみなかったけど。
f:id:kro12218116h:20170731102519j:image

 もっと酷かったのが永夢。今回もパラドに「駄目だろ…自分の命も大切にしなきゃ…」とか言ってた癖に、『ハイパームテキ』を再度作ろうと命を削ってまで努力している黎斗に対しては「あなたこそ黙っててください…(威圧)」だよ?なんか知らないけど、永夢って黎斗が死ぬ事に関しては全く無関心よね。永夢は「命」に対する価値観がよく分からないので、31話で黎斗の胸ぐらを掴んだ時、「コンティニュー出来る命」に怒ったのか、「命を軽視する黎斗」に怒ったのかが判断出来ないんだけど、どっちに怒っていたにしても、それとこれまでの永夢の黎斗への扱いは全く噛み合わないよね。自分だけアイテム取ってゲンムをそっちのけにしたり、ライフを犠牲にするポーズ攻略を全力で推したり、ダブスタも良いとこである。

▼誰も命なんて重く見ちゃいない

 あと、これに関してもう一つ引っ掛かったのは、本編内ではなく視聴者。視聴者の意見に対して兎や角言うやり方はあまり好きじゃないんだけど…今回だけは言わせてくれ…。
f:id:kro12218116h:20170731132809j:image
f:id:kro12218116h:20170731132825j:image

 なんで皆、『ゴースト』でタケルが何回も死ぬ展開を批判してた癖に黎斗が何回も死ぬ展開だと大笑いするの?

 どんな差があるのさ?この二つに。話がつまらなければ批判しても良いけど、面白ければ別に良いの?何故こんな事を書いたかと言うと、そういう人があまりにも多かったから。万人がそうと言っている訳ではないのであしからず。

 あとあれ。少し前になるんだけど、ゴールデンウィークの『エグゼイド』スペシャルイベントより。自分は観に行ってないけど。イベントのレポートがあったのでそれを見ていたのだけれど…
f:id:kro12218116h:20170731153311j:image

後半のトークコーナーにて、キャストたちはそれぞれのキャラクター風にステージへ上がった。転びながら現れた永夢役の飯島は「ノーコンティニューで盛り上がっていこうぜ!」とファンを煽る。さらに大我役の松本が「お前らは俺の患者だ。俺のそばから離れるな」と、黎斗役の岩永が「お前らは最高のモルモットだー!! アッハッハッ」と、パラド役の甲斐が「たっぷり味わえよ、ゲームで攻略される側の気分をな」と観客に語りかけていく。「バグスターナイト、ノリノリだぜ」と言って貴利矢役の小野塚が現れた際には、ひときわ大きな声援が上がった。

 うん、やっぱりキャストの生の台詞を聞けると問答無用に盛り上がれるよね。俺も行きたかったなぁ…(一応本気)

岩永と観客の「皆さんゲーム病ですかー?」「イエーイ!」というコールアンドレスポンスに、飯島は思わず「いや、治療大変だから!」とツッコミを入れる。

▲映画ナタリー:「ゲーム病ですかー!?「仮面ライダーエグゼイド」バグスターナイトで変身&トーク」より

 お、お前ら…!

 や、「余計なお世話だ」と言われたらそれまでなんだけど、…や、なんかさ…!兎に角、最近の『エグゼイド』を観ていて常々思う事は、
f:id:kro12218116h:20170731152609j:image

スタッフもキャストも視聴者も、「命の大切さ」をこれっぽっちも伝える気も無ければ知ろうとする気も全く無いのだな、という事です。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』40話「運命のreboot!」感想+考察

▼永夢には別の仕事があると思う

 以前、「永夢はドクターに向いていないのではないか?」と言う文を二度程書いた。前者では「自身の命を顧みない危険な強行突破」、後者は「仲間に情が移り、患者の命を蔑ろにする」行動をドクターに向かない(と思う)理由として書き、しかもこの二つの要素(自分より他人の命、仲間思い)は非常に主人公チックである為、もはや「ヒーローもの主人公+医者」と言う法則は成り立たないのでは?とも思っていた。
f:id:kro12218116h:20170725142210j:image

ゲマドラ「ダブルガシャット!ガッチャーン!ダブルアップ!マイティマイティブラザーズ!ダブルエーックス!」

パラド 「…!俺は…!?」

ポッピー「パラド、生きてたの!?」

 永夢 「お前が死ぬ直前に、僕の体に取り込んで助けた。これでお相子だな、パラド。」

パラド 「どう言うつもりだ…!」

 永夢 「思い知っただろ、死ぬって事がどれだけ怖いか。勝手な行動されたら困るんだ。」

▲『エグゼイド』40話「運命のreboot!」より

 まさか終盤になってもその気持ちが変わらないとは思わなかったよ…!

 今回、パラドをボッコボコにして「死の恐怖」を訴えていたけど、態々、人の命を危険に晒して「ほら、死ぬって怖いだろ?」なんて言うドクターって「お前ほんとにドクターかよ…!」って言う行動よね。平成ライダー主人公の中でもトップクラスに相手にしたくないと言うか、こんな医者には診て貰いたくないな…!て言うか、永夢は一度パラドをゲームオーバーになりかけさせて、その後、自分の中に取り込んでいたけど、「一度死んでも(瀕死になっても)バグスターだから助けられる」って言うやり方(考え方)は、永夢が忌み嫌っていた筈である黎斗の「バグスターとしてコンティニュー出来るからね♪」って思想とそう変わらないな…!永夢の所業は相手が人間かバグスターかの違いがあるだけで、やってる事は殺人未遂よね。
f:id:kro12218116h:20170725133336j:image

永夢「もう何を言っても無駄ですよ。病で苦しむお母さんを側で見てきた筈なのに、命が大切って言う当たり前の事もこの人には理解出来ないんだ。」

黎斗「理解してるさ。だからこそ命をデータとして復元する、君達ドクターに不可能な偉業を私は成し遂げた。」

(黎斗の胸ぐらを掴む永夢)

永夢「ポッピーごめん…、こんな人とは協力出来ない…。」

▲『エグゼイド』31話「禁断のcontinue!」より

f:id:kro12218116h:20170725172250j:image

 永夢は「研修医」と言う事を差し引いても、あまりにもドクターらしからぬ行為が多すぎる。これらの行動を100%否定する訳ではないけど、やっぱり永夢はドクター向きの性格をしていないよね。そういや、前回(39話)で永夢が言っていたけど、パラドが永夢に感染したの、交通事故よりも前だったのね…!つまり永夢は日向審議官からゲーム機をプレゼントされる前から、ゲームには造詣が深かった、と。もしかしたら、交通事故が無ければ永夢はニコの様に天才ゲーマーとしてプロになっていたのかも知れないね。

▼カミホリ監督は物量で攻める撮り方?
f:id:kro12218116h:20170725151640j:image

↑これが『エグゼイド』36話。
f:id:kro12218116h:20170725151727j:image

↑これが最新話。「HIT!」の数多スギィ!!31話や『スペクター』でもそうだったけど、カミホリ監督はアイデアも良いけど、それ以上になんと言うか…演出がオーバーだよね(笑)非常にハッタリが効いている、と言うか、男の子が好きそうな演出。カミホリ監督、視聴者から評価されてるね。俺も大好きだ!でも戦闘シーンは評価されてるけど、正直ドラマパートは言ってしまえば「普通」なので、欲を言えばそっちももう少し頑張って欲しい所。『スペクター』は良かったけど。…て言うか、巨匠や諸田さんはドラマを評価されるけどバトルには興味なくて、逆に柴崎監督や坂本監督はバトルばかり評価されたりする。どちらも拘れる監督って意外といないんだよなぁ…!でも、諸田さんは最近、ギミックにも拘ってくれてるよね。画も綺麗だし。だから自分は諸田さんが監督の中では一番好きなのです。カミホリさんもこれからも頑張って下さい。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』39話「Goodbye 俺!」感想+考察

▼人間>ウイルス

 うん。至極当然の理屈だね。人間は人間を治す為に、その病原であるウイルスを根絶しようとする。そうしなければ人が死ぬから。逆に言えば、人間が死ななければ、代わりに他の何かが死んでも、大抵の場合は人間にとっては無問題、場合によっては人間側はハッピーになることもある。ウイルスはまさにその典型である。人間準拠のこの世界では、ウイルスとは存在事態が罪。この世に生まれた事こそが、決して消えない罪なのだ。
f:id:kro12218116h:20170719202325j:image

 永夢がパラドに「別にお前の心配はしてないよ」と言っていたけれど、まぁ普通だよね。にんげんだもの(みつを)ニコは人間、パラドはバグスター、どちらを選ぶかなんて言われたら答えは一つしか無いよね。
f:id:kro12218116h:20170719202346j:image

 まあパラドは『トゥルー・エンディング』にいるし復活するんだろうけど。余談だけど、『エグゼイド』は8月で終了するみたいね。『トゥルー・エンディング』はもしかすると、本来ならTVで放送する筈だった話だったのかも知れない…事もないかも知れない。

 今日は短めで勘弁してください…!最近、ニチアサをリアタイで観れてなくて…!更新が遅いですが、された時には見てやってください。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』38話「涙のperiod」感想+考察

▼皆で覚える診療講座
f:id:kro12218116h:20170714101347j:image

 今週の話は言ってしまえば予想通りの展開だったので、今回は少し趣向を変えて、今回、飛彩が行った手術についてや、大我がどれだけ酷い状態だったのかを皆でお勉強していこうと思います。それではどうぞ。

▼心嚢ドレナージ術、及び上行大動脈人工血管置換術

 今回、飛彩が行った手術は、「心嚢ドレナージ術、及び上行大動脈人工血管置換術」グラファイトの攻撃に寄って心臓をやられた大我。損傷した心臓と上行大動脈をどうにかする、と言う手術です。因みに、14話で膵臓癌の患者に飛彩が行った手術は「幽門輪温存膵頭十二指腸切除術、門脈合併切除術」だね。

f:id:kro12218116h:20170714110949j:image

 心臓は心膜と呼ばれる膜に覆われている。心膜と心筋との間を心膜腔と呼ぶが、その場所に溜まる液体を心嚢液と言う。正常な状態でも15ml~50mlの心嚢液を認めるらしい。この心嚢液が心筋梗塞、大動脈解離からの出血、心不全、腎不全、心膜炎、悪性腫瘍からの心膜転移などの様々な病態により心嚢液が増加すると心臓が外から圧迫される状態になる為、心臓の拡張を妨げている状態になる。その結果、心臓が十分に広がることが出来ずポンプとしての能力を失い、血液を全身に送ることが出来なくなり、心拍出量が低下し血圧が低下する。この状態を38話内でも台詞で出てきた心タンポナーデと言う状態である。心停止に至る可能性がある非常に危険な病状だ。心嚢ドレナージ術、別名、心嚢穿刺術は溜まった心嚢液を採取、排液する事により、心嚢液貯留に伴う心タンポナーデの解除を目的とする。また、待機的処置の場合は心嚢液を採取、精査し心嚢液貯留の原因検索を行う。また緊急の心破裂、大動脈解離、冠動脈破裂などの出血による急性心タンポナーデの場合は、心嚢穿刺(心嚢ドレナージ)術は緊急手術までの救命的処置となる。
f:id:kro12218116h:20170714105922j:image

 大我の場合、外傷性上行大動脈破裂心タンポナーデの原因。上行大動脈は、ヒトでは左心室にある大動脈口より起始し、上行したのちに胸骨角または第2肋軟骨の高さで大動脈弓に移行する。長さは約5cmであり、体循環における最初の血管である。大動脈に外傷が起こる原因としては刺傷や銃創、爆傷などの創傷、また交通事故や高所転落といった高エネルギー外傷が多い。胸部よりも腹部に受傷することが多く、約2倍の頻度とされている。好発部位としては、胸部においては左鎖骨下動脈分岐部、上行大動脈、大動脈峡部、腹部においては腹部大動脈、腸骨動脈、腹腔動脈、肝動脈などがある。急死の例も多いらしく、(特に下行大動脈破裂の場合、現場死亡率はなんと85%!)仮にそれを逃れても、来院事死亡や心肺停止になるのが殆どなのだとか。大我の場合、上行大動脈破裂の為、そこに心タンポナーデが重なる。まさに首の皮一枚がなんとか繋がったいた状態だね。タフ過ぎる。
f:id:kro12218116h:20170714110754j:image

 因みに、大動脈弓と言う名前は、この曲がった形がまるでの様な見た目な事からついた名前なんだとか(言いたかっただけ)要するに上行大動脈含む、この画像の部分は人間の核となる部位に位置し、それの損傷は極めて危ない状態なのだ。と言う訳で、それに伴い行われる治療が、損傷した上行大動脈の切除、及び、切除した大動脈の代わりとなる人工血管の置換。上行大動脈人工血管置換術である。
f:id:kro12218116h:20170714122348j:image

 ↑要はこう言う状態。ここまで読んで戴いて解る通り、院長の言う通り、極めて難しい手術である。それを成し遂げる飛彩の実力はまさに天才、だね。

▼余談(ゲンムの変身シーンについて)

f:id:kro12218116h:20170714124044j:image

 『第二回東映特撮ファンミーティング』にて大森Pが「黎斗は変身の時、すっごい動きしてるんだけど、ゾンビの画面が出てくるせいで全部隠れちゃうんですよwww」みたいな事を言ってたけど、今回、諸田監督の優しさか、なんとゲンムの変身シーンを後ろからのアングルで魅せてくれた。
f:id:kro12218116h:20170714124639j:image

 すっごい事してる!めっちゃくねらせてる!岩永氏の影の頑張りが漸く視聴者に解って貰えた瞬間なのでした。

 

ではこれにて。

『仮面ライダーエグゼイド』37話「White knightの覚悟!」感想+考察

▼タドルレガシーガシャット

 なぁ~んか既視感あるなぁ~、と感じていたら…
f:id:kro12218116h:20170705121402j:image

これだ(似てない?)

▼檀正宗アホ説

ポッピー「降参して。永夢の無敵の力が有る限り、貴方に勝ち目は無い。」

クロノス「フッフッフッフッフッフッ…、審判の時は既に迫っている…。」

レーザー「審判?」

クロノス「『ハイパームテキ』、君が仮面ライダーに変身していられるのも、時間の問題だ。そろそろ『タドルレガシー』が、『パーフェクトノックアウト』を始末する頃だろう。全てはエグゼイドの変身能力を奪う為。例え無敵の力を手に入れようとも、変身出来なければ君は、只の人間。

▲『エグゼイド』37話「White knightの覚悟!」より

f:id:kro12218116h:20170706212119j:image

 いや、何で言っちゃうんだよ…!

 檀正宗の飛彩への信頼度は相当よね。今回に限らず、他にも「こいつ、アホなのか…!?」と思った事がこれまでにも多々ある。幾つか例を出していこう。例えば…!

f:id:kro12218116h:20170706212953j:image

正宗 「君への報酬だ。受け取れ。」

貴利矢「どうも。」

▲『エグゼイド』35話「Partnerを救出せよ!」より

f:id:kro12218116h:20170706213005j:image

正宗 「プレイヤーは攻略不可能なクエストに挑み、バッドエンドを迎える。」

貴利矢「バッドエンド?」

正宗 「挑んでくる者全員、私がゲームオーバーにさせる。」

貴利矢「いいわけ?貴重なプレイヤー減らしちゃって。」

正宗 「勿論、消滅者の命は確り管理する。バグスターのデータとしてな。失われた命はこのゲームの新たな宝となる。失われた家族、友人、恋人を取り戻したいと願い、新たなプレイヤーの輪が広がるのだ。」

貴利矢「成程。で、自分の報酬なんだけど。」

正宗 「そうだったな。受け取れ。」

貴利矢「これさえあればエグゼイドを蹴散らせる。そしたら次の報酬はその(ハイパームテキ)ガシャットにしてくんない?」

正宗 「それは君の働き次第だ。」

▲『エグゼイド』36話「完全無敵のGAMER!」より

f:id:kro12218116h:20170706213014j:image

レーザー「じゃあ止めだ。社長さん、約束のアレくれよ。」

クロノス「良いだろう。」

レーザー「どうも。」

▲『エグゼイド』36話「完全無敵のGAMER!」より

 いや、いくらなんでもポンポン渡しすぎだろ…!

 注目してほしいのは太字の部分。ガシャットケースを開けながら言っていた言葉だけど、プロトガシャットって被害者のデータが入ってるんだよね…?「多くの人間の命を掌握する」とか言ってた割には随分ポコポコ他人に渡せるなオイ…!ムテキガシャットも渡しちゃってたけど、檀正宗の貴利矢への信頼度は相当だったね。他にも…
f:id:kro12218116h:20170707222518j:image

飛彩「俺はドクターだ…。人の命を奪う事など…出来ない…。」

正宗「無論、君にそこまでは期待していない。しかし、『パーフェクトノックアウト』ならどうだ?」

飛彩「パラドを?」

正宗「彼を消せば、エグゼイドのゲーム病は治り、ゲーマドライバーの適合能力を失う。つまり、仮面ライダーには変身出来なくなる。」

(早姫のデータをガシャコンバグヴァイザーⅡに吸い込む正宗)

飛彩「早姫!おい!何をするんだ!」

正宗「審判の時だ。君はどっちを選ぶ!恋人の運命か、エグゼイドの運命か。」

▲『エグゼイド』37話「White knightの覚悟!」より

f:id:kro12218116h:20170707221420j:image

 いや、マスターガシャットがあるやん…!

 何?それじゃあダメなの?この前、自分の手でソルティを消し去ってたやん…!パラドは特殊だからクロノスの手で絶版に出来ないとか?「君達全員の運命は私がジャッジする」が聞いて呆れるな…!生かすも殺すもお前の判断一つなんじゃ無ェのかよ…!そうか、社員思いの正宗さんだから、飛彩に出世のチャンスを与えたんだな…。…切羽詰まってる奴のやることじゃ無いよなぁ…!そこまで頭が回らなかったの?アホなの?ねぇ?

 ごめん、前から何となぁくそんな感じに思ってたんだけど、今回で完璧にもう自分にはクロノスが只の雑魚キャラにしか見えなくなっちゃいました。いや、『エグゼイド』の場合、インフレが例年より激しいし、最近、ムテキゲーマーも登場したから、クロノスも対抗出来なくなっていくのは解る。でも変身者がアホじゃあ更にそう見えちゃうのも仕方無いよなぁ…!て言うか今までの戦いでもそうなんだけど、クロノスって割と負けそうになる事多いよね。ポーズ攻略されスギィ!!ムテキが登場する前にも二回ポーズを封じられて、でも結局それは失敗に終わるんだけど、どっちも自分の力で切り抜けてないんだよなぁ…!(グッジョブ…じゃねぇよ!!!?)自分の株を下げてでも、社員の評価の為ならそれも受け入れる、どこまでも社員思いの檀正宗社長なのでした(チャンチャン♪)

 

ではこれにて。